白光にてあらたまりを知る、

新年の日が昇っておりてから、そんな不思議の夜の月でした。


晦日の夕、越し、元旦、夕、と、状態のきりかわりが短時間で深く、つい自分もでしたが、

不思議の夜に、新年は澄んでさだまったようです。


澄みわたる年の渦中で、重みにしずみかけるとしても、それは舟なのだといつでも気づいていたいものです。


明けましておめでとうございます。