久々の書き込み。久々のエナジックの話題。
マルチ商法のエナジックに関する記事がZAITEN 誌の1月号、2月号と2ヶ月にわたって掲載されている。

これがマルチ商法批判や偽科学批判の記事かと思いきや、エナジックはすごい会社だとヨイショする記事なんだよな。

今までもエナジックは自社をよく見せるために”記事風”広告を雑誌に載せて、それがあたかも雑誌で紹介されたかのように信者会員・顧客に吹聴することはあった。

しかし、今回のは本当の”記事”なのだ。が、内容としては今までのエナジック社の広告などとほとんど同じもの。エナジックの都合のいい一方的な情報のみ。ZAITEN誌はエナジック社からかなりお金を貰ってるんだろうな。タイアップ記事としか思えない。

ZAITENは以前は財界展望という名前で、一応まともな経済雑誌だと思っていたのに。マルチ商法の業界紙に鞍替えしてバイブル商法の片棒を担いでいくつもりだろうか?ひとつの経済雑誌が落ちぶれてしまう様子を見るのは、悲しい。


じつは、ZAITEN誌が財界展望だったころの2006年1月号には、アルカリイオン水をめぐる問題に焦点を当てた記事が掲載されていたのだ。

http://www.zaiten.co.jp/mag/0601/index.html

これはそのバックナンバー紹介ページ。環境コーナーに

好評連載第8弾 「日本の水が危ない」
いかがわしい“水商売”横行「アルカリイオン水」の不可解

というタイトルがある。そしてこれをクリックすると

http://www.zaiten.co.jp/mag/0601/16.html

【 厚生労働省が「日本の水は安全だ」といくら宣伝しても国民は不信感をぬぐえない。そしてその不信感につけ込むかのように、怪しげな“水商売”がまかり通っている。
ジャーナリスト 水城 遼】

という紹介文が表示される。


ちょうど一年前には、ZAITEN(財界展望)はアルカリイオン水に疑問を抱く記事を載せていたのだ。

しかし、今回のエナジックの紹介では、アルカリイオン水に関する疑問などおくびにも出さず、何の批判もない。


さらに、財界展望2006年6月号 では

http://www.zaiten.co.jp/mag/0606/index.html

好評連載第13弾 「日本の水が危ない!」
アルカリイオン整水器=電解還元整水器を使ってはいけない

という記事まで掲載している。

これはいったいなんだったのか・・・。