銀座 うどんと刀


今日は伊豆のI君と銀座へ。

目的はI君家に伝わる刀


まずは腹拵え。

滅多に来ない銀座なので、「ひらい」の穴子と「ばんすけ」の干物と迷いましたが、「つるとんたん」。


I君は天麩羅うどんの1玉半、私は季節メニューの白胡麻担々。



店内は女性ばかりでおじさん二人は若干浮き気味。

蕎麦派の私ですが、つるとんたんはたまに行きたくなります。




刀剣柴田


I君の刀、手入れ不足なので曇りが付いてしまっていましたが、銘は江戸中期の名人、「和泉守藤原国貞」。


I君は自信無いようでしたが、多少の刀の知識がある私は間違いない刀だと思い、前々から研ぎに出すことを勧めていました。


果たして…


間違いなく大阪新刀の名人の一人、親国貞でした。

長さ二尺四寸三分、直刃の堂々たる一振り。

重要刀剣に指定されるものもある親国貞、しかも二尺四寸三分は中々無い長もの。



お金の話は意地汚いかと思いますが…買えば400万くらいしそう😳 

流石は旧家❗️


もちろん研ぎを依頼することになりました。

因みに研ぎ代金は色々含めて30万くらい。


幕末にI君の曾祖父が差料として腰に帯びていたものですから、この散財はバチが当たることもあるまい。

I君は即決でした。