

この緑の丸い実が数珠つなぎのように垂れ下がっているのがキブシ。
きのこ仲間ではこれの幹を切って中身の髄を取り出して、乾燥させたものを顕微鏡で見るきのこの切片作りに使っている人が多い。

倒木にはオレンジのアラゲコベニチャワンタケ属。

本日最初のきのこらしい大物が見つかったと思ったのはザラエノハラタケ。

ヒダは胞子が成熟途中でピンクになっていた。これからココア色になる。

カラマツ林に入る。ここならカラマツ林特有の種類もあるだろうと期待していたのだが、まったくといっていいほどきのこがなかったので、とっとと出た。

つるになっているこの緑の実、こいつはなにかわかるぞ。これはサルナシだ。

これはキウイの原種と同じ仲間なので、切ってみるとこのとおり、キウイに似ている。

ヤマブドウの葉についているこのとげとげ、これは虫こぶだ。きしょい~

こいつも

これはなんの花だったかな。というか、植物観察をしているのではないのだが。
次回、採集紀行伝 信国演義
第6話「霧の浮き船」
いざゆかん、民のために!