八丈紀行17 | 三十九さんの部屋

三十九さんの部屋

いざゆかん!民のために!

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夜のぴかのこウォークはまっくらな中で行われる。すると、ところどころが白く点々と光っているのが見えてくる。

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これはヤシの幹から発生しているヤコウタケ。

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これはわりと大きい方だが、それでもカサの直径は2cmほど。



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できるだけ近寄って撮影したものをさらにトリミング。等倍マクロがあれば便利。
カサが光っていることがわかる。
真っ暗な中では白く光って見えるだけなので、ライトを付けてピントをあわせてから撮影する。
小さいライトを持っていると便利。

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森の周囲は人家がないので真っ暗。天気がよければ星空がきれいに見えるのだが、このときは雲が出ていて風が強かった。

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夜中のキノコの森入口。光っているのは夜光塗料で書かれた看板の文字。

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この森に入るときは、蚊取り線香を使ってはいけない。ここには発光する虫の幼虫が住んでいて、それを保護するためだという。虫除けをつけていくのはいい。
このとき、テレビ局の取材が来ていて、観察会のようすや、スタッフによる説明が撮影された。そのときのようすは後日、BS朝日で椎名誠が八丈島などを巡る番組で放送された。

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やがて雲が晴れてきて、星空が見えてきた。この写真ではわかりにくいが、天の川が見えていて、星が見えるときはスタッフが星座や星の解説もしてくれる。

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ヤシの葉柄にヤコウタケが発生している。

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明るいところではわからないが、何も出ていない葉柄でも、暗いところでは光って見える。ヤコウタケなどの菌糸が光っている。
このとき外国人の客が来ていたので、スタッフがこれを手にして「ライトセーバー」なんて言って受けていた。真っ暗なところでは白く光った棒に見えるから。

次回、採集紀行伝 島国演義
第18話「きのこの銀河」
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