八丈紀行10 | 三十九さんの部屋

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いざゆかん!民のために!

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3日目はちがうところへ。なかなかきのこがないので、ここならあるだろうという情報を頼りに。前日とは反対側へ向かう。海沿いの道を走り、途中で景色を撮影。実はまだ、デジカメの露出補正が治っていないので、デジカメで撮った写真は真っ白になっているのだが、スマホで撮ったほうはこのとおり。美しき八丈ブルー。

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外周道路から林道へ入る。この奥にポットホールというところがある。川の中で石が回転しながら長い年月をかけて川底に穴を空けたもので、「甌穴(おうけつ)」ともいう。

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まず目に付いたのはロウタケ。

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最初はなにかと思ったが、実がなくなったテンナンショウの仲間。なんかトウモロコシの食べた跡みたい。

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そして、林道の脇に立派な白いきのこがあるのが見えた。

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ようやく大物らしいきのこが見つかった。一見、ドクツルタケなのだが、よく見ると、ツバが黄色見を帯びている。さらに、ツボがくびれている。後で試薬をつけてみたのだが、アケボノドクツルタケだと黄色く変色するところが変色しなかったので、また別物だとわかった。

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古くなったものはヒダが黄色く見えて別物みたい。

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このように、ツボにくびれがある。

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こちらは真っ白い硬質菌。カサの裏は細かい管孔になっている。

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そして、林道を進んでポットホールの近くまでやってきた。

次回、採集紀行伝 島国演義
第11話「ポットホール」
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