島根紀行13 | 三十九さんの部屋

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いざゆかん!民のために!

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古代出雲の地である島根では遺跡からの出土遺物も多い。館内では数多くの青銅製品が展示されている。荒神谷遺跡から出土した数百本の銅剣が一同に。

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これが実物。これらの銅剣は実用品ではなく、祭祀の道具として使われたもの。

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出土品と並んでその復元品も展示されている。新品のブロンズは黄金色に輝いている。

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加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸の数々。日本で独自に発達した銅鐸は、最初はベルのような楽器だったが、やがてそれ自体が意味を持つものになっていった。
ある時期に青銅器を使った祭祀がすたれ、作られなくなっていく。
これらの銅剣や銅鐸は山の斜面などに埋められていた。その理由については諸説あってアキラかではない。

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古墳の副葬品から復元された古代の馬具。でもむかしの馬(在来馬)はもっと小さい馬だったはず。

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埴輪。最初は左下のような円筒形だったが、やがて人物や動物、器物をかたどったものが増えていく。
「亡くなった権力者とともに埋められた人々の身代わりに」なんて話もあったが、それはあてはまらない。

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勾玉。ヒスイや瑪瑙などで作られている。今石ショップなどで売られている勾玉はオタマジャクシか対極図の片割れみたいな形をしているが、古代の勾玉はこのように「コ」の字みたいな形をしていた。

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古代から一気に現代へ。これは駅の改札の復元。どこの改札かというと、「一畑鉄道」の出雲大社駅の改札を復元したもの。

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歴史館を出て門前へ。ここに来たらぜひ食べたかったのが出雲ぜんざい。

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出雲ぜんざい。島根県はぜんざい発祥の地を標榜している。出雲の「じんざいもち」から来ているのだとか。他に、一休さんが小豆入りの汁を食べて「よきかなこのしる(善哉此汁)」といったのがはじまりだという説がある。

次回、採集紀行伝 神国演義
第14話「碧玉探索」
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