アカハツ | 三十九さんの部屋

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アカハツ(赤初) Lactarius akahatsu Tanaka

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ベニタケ目ベニタケ科チチタケ属
lactarius ラクタリウス(乳)
akahatsu アカハツ(アカハツ)

夏~秋にアカマツや黒松の樹下に発生する。
カサの径は5~10cm程度、中央部がくぼむ。表面は淡橙黄色~淡橙赤色で不明瞭な環紋があり、湿時粘性あり。
ヒダは橙黄色で傷つくと青緑色になる。
柄は長さ3~5cm程度でカサとほぼ同色。
傷を付けると橙色の乳液を少量分泌ししだいにワイン色になる。

ハツタケは形や傷つけると青緑色になる点は似ているが、ピンク~ワイン色を帯び、乳液は暗赤色。
アカモミタケはモミ林に発生し、全体がオレンジがかるのは似ているが、傷つけても青緑色にはならない。
千葉で人気の「はつたけ」として売られていることがある。
最初の2点は2012年10月、京都市内で撮影。
そのつぎは2013年11月、京都府内で撮影。
公園や庭園などの松の樹下で見られる。

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カサとヒダの付け根や柄の外側などが乳液で色が濃くなっている。しばらくすると、右上のように変色する。

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柄の内部は虫に食われているが、青緑に変色している。