クリイロカラカサタケ | 三十九さんの部屋

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クリイロカラカサタケ(栗色唐傘茸)Lepiota castanea Quel.

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱ハラタケ目ハラタケ科キツネノカラカサ属
lepiota レピオタ(ギリシャ語「鱗片」+「耳」)
castanea カスタネア(栗色の)

夏~秋に林内の地上に発生する。小型きのこ。
カサの径は3~4cm程度、平らに開いても中央部は高くなる。表面は白い地に栗褐色の鱗片が点在する。
ヒダは離生でやや密、白~クリーム色。
柄は淡橙褐色の地に同色の小鱗片が点在し、ツバは早くに落ちる。
小型のきのこだが、わりと明るい色なので、林内にあっても見つけやすい。
こんな見てくれだが、書籍では有毒扱いとなっている。
2012年10月、水元公園で撮影。

以前、ひとのところで学名の性別を話題にしたことがあるが、このLepiota属も語尾が~aとなっていることからも「女性」だ。その証拠に種小名も語尾が~a。
属名と種小名の性別はあわせることになっている。
「castanea」が男性になると「castaneus」になる。