キホコリタケ | 三十九さんの部屋

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キホコリタケ(黄埃茸) Lycoperdon spadiceum

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱ハラタケ目ハラタケ科ホコリタケ属
lycoperdon リコペルドン(オオカミのおなら)
spadiceum スパディケウム(濃赤褐色の)

秋に林内地上に発生する中型きのこ。
丸い頭部と逆三角形の無性基部(胞子にならない部分)で構成される。
外皮は表面が粒状~粉状で、内部は最初白色。
成熟に伴い内部や内皮がしだいに黄色~褐色になり、内部は綿クズ状の胞子の塊に、外皮は紙状になって黄ばんでくる。
頂部に穴が開いて胞子が飛び出す。

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右の個体は成熟してきて、変色してきている。

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成熟して紙のようにやぶれて胞子が出始めている。
最初の写真は2011年9月、あとの2枚は2012年9月に岐阜県で撮影。

追加
同属の「ホコリタケ」とは表面のとげのようすなどから区別できる。