東京紀行4 | 三十九さんの部屋

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いざゆかん!民のために!

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浅草を出たのが9時すぎ、西武ドーム前についたのが10時すぎで、最初の場所できのこ探しをしているうちに、正午になってしまった。
これから東京都と埼玉県の境目の道を歩いていく。普通に歩いても30分はかかる距離だが、この調子だときのこを探しながら歩くので、どれだけ時間がかかることやら。

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しかし、まだ寺近くの丘にいた。そこで見つけたツエタケ属。

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コテングタケモドキの形のよい幼菌。

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今度はカサが紫で、柄も濃い紫でくっきりと網目の浮かんでいるムラサキヤマドリタケ。

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一部かびがはえているものもあるが、ミドリニガイグチ。カサがオリーブ色。

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ようやく道を歩き出し、ほどなく、道の横に玉湖神社がある。この都県境の道の両側は池の周辺を保護するためにフェンスが設置されて、脇に入ることができない。しかし、この神社に限っては境内周辺できのこ探しができる。そこで切り株に見つけたヒメキシメジ。

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白い大きなものが見えたと思ったら、シロオニタケだった。大きいので遠くからでもわかる。

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とげとげの幼菌もあった。

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今度はウスキテングタケ。以前はちょっと珍しいきのこだったが、最近はあちこちでよく見るようになったのだという。

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淡黄褐色のカサにイボがついている。

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先を急ぎたい気持ちもあるが、きのこがあるのにだまって通り過ぎることはできない。
ここでまたどんどん時間が経過していく。

次回、採集紀行伝 東国演義
第5話「道の途中」
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