
山の上できのこ発見。杉の葉がたくさん落ちている地上に発生。

キシメジ科だと思うが正体不明。ホテイシメジの仲間かと思ったが、ホテイシメジ属だとしたらヌメリガサ科になるし。

林道脇にて。これは地面から発生しているスギタケ属。以前は「日本のきのこ」旧版で「ツチスギタケ」として掲載されたものに似ている。もちろん、真のツチスギタケとはちがう。
増補改訂新版初版では「ツチスギタケ」のままだったが、増刷分からは「ツチスギタケモドキ」に修正されている。

林道脇には枝葉が埋もれているので、そういうところからはハタケシメジが出やすい。

古くなって全体的に茶色っぽくなっているが、「フクロツルタケ」と呼ばれていたきのこ。増補改訂新版では「シロウロコツルタケ」となっているが、もうひとつ「アクイロウロコツルタケ」があり、こっちがそれなのかはわからない。

いつもウラベニホテイシメジが出る場所に行ってみるとないようす。ヒロヒダタケはあった。

同じ場所で数年前に出ていたものと同じと思われる黄色いホウキタケ属が出始めていた。

ひとつだけ、ウラベニホテイシメジがあった。小さいが。ここ数年は見ていないが、タイミングがあわなかったのか?これはカサの表面からもまちがいない。

あたりには広くないが、こういう雑木林がある。林内はすっきりとしていていかなりいい雰囲気なのだが、ほとんどきのこの気配もない。

唯一きのこらしいのが木の根もとから出ていたウラベニガサ属くらい。

場所を移して人工的に造成された場所。斜面には黒松が植えられている。

こういう若い松林に出るのはハツタケ。千葉では人気が高い。

ヌメリイグチも出ていた。チチアワタケが出ているところもあった。

アミタケも出ていた。この三種が若い松林でのきのこ御三家。
こうして見るときのこがよく出ていそうだが、この日はこれ以外のきのこをほとんど見なかった。10月になってからこっちではまとまった雨があんまり降っていないので、関東みたいにきのこ爆発していないのだ。