ムラサキサルノコシカケ | 三十九さんの部屋

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ムラサキサルノコシカケ(紫猿腰掛) Melanoporia purpurascens

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱タマチョレイタケ目ツガサルノコシカケ科クロサルノコシカケ属
melanoporia メラノポリア(黒い+孔?)
purpurascens プルプラスケンス(帯紫色に染まる)

いつもの観察会で、山桜?の切り株から発生。
カサの先端部は薄くなり、表面の根本は黒っぽく、先端部のほうが紫色を帯びる。
裏側の子実層托は微細な管孔でうす紫色を帯びる。
2012年2月、京都市内で採取。
手元の本には載っていないので、ネットで学名を探した。
その結果、どうやらクロサルノコシカケ属らしい。
名前については「ミスターハード」に教えてもらったので間違いない。
昨年と同じ場所で今年も発生した。
他にこういった紫色を帯びるものに「日本のきのこ」では「ホウネンタケ(タマチョレイタケ科ホウネンタケ属)」や「ブドウタケ(所属科未確定ブドウタケ属)」が掲載されている。
ホウネンタケはナラ類の枯れ木に、ブドウタケは広葉樹又は松の枯木に発生するという。