スギカワタケ | 三十九さんの部屋

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スギカワタケ(杉皮茸) Gloiocephala cryptomeriae

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱ハラタケ目タマバリタケ科グロイオケパラ属
gloiocephala グロイオケパラ(?)
cryptomeriae クリプトメリアエ(隠れた+?)

昨年9月4日の台風接近時に見つけたきのこを「シロホウライタケ」として掲載したが、その後それはスギカワタケの誤りだったので、訂正。
「北陸のきのこ図鑑」P38には「スギシロホウライタケ(仮称)」として掲載されている。ここではシロホウライタケと同じシロホウライタケ属とされている。それだけ似ているということだといいわけしておこう。
このGloiocephala属は日本では未発表であるらしく、国内の図鑑では出てこない。
「日本きのこ図版」で「(フユノ)スギカワタケ」と仮称されていたものだという。
そして今では仮に上のような学名がつけられているのだという。

このきのこは杉やヒノキの切り株や枯れ枝などから発生する。
これを見つけたときは道の段差に取り付けられたヒノキの丸太の表面から出ていた。
その名の通り、杉の皮などから発生している。
全体が透明感のある白いきのこで、カサの直径も1cmあるかないかほど。
白いヒダも疎。
カサなどは古くなると褐色をおびてくる。
柄は下方が茶色っぽい。