イタチナミハタケ | 三十九さんの部屋

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イタチナミハタケ(鼬波稜茸) Lentinellus ursinus

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ベニタケ目マツカサタケ科ミミナミハタケ属
lentinellus レンティネルス(「柔軟な」+縮小辞)
ursinus ウルシヌス(熊の)

夏~秋に広葉樹の枯木や倒木に重なって生える。もしくは群生する。
小型~中型きのこ。
カサは半円形~扇形。表面は基部から中央にかけて軟毛を密生してビロード状。
初めは淡褐色~淡黄褐色でのちに褐色となる。
ヒダは淡褐色~灰褐色で密~やや疎、ヒダの縁はぎざぎざの鋸歯状になる。
柄はついていない。
肉は白色~ピンク色で強靱、辛味がある。
2011年10月、きのこ展会場で撮影。

このミミナミハタケ属は以前、ハラタケ目のミミナミハタケ科とされていたが、それがヒダナシタケ目に配置換えされ、やがてDNA分析で「フサヒメホウキタケ」や「マツカサタケ」と同じベニタケ目のマツカサタケ科になった。

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2013年9月20日追加
2013年7月、京都市内で撮影。カサ表面

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同じく裏面。ヒダ先端が鋸歯状(ぎざぎざ)になっている。