
シワタケ(皺茸) Phlebia tremellosas
担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱タマチョレイタケ目シワタケ科シワウロコタケ属
phlebia プレビア(ギリシャ語の「脈」から)
tremellosas トレメロサス(シロキクラゲ属に似た)
夏~秋に広葉樹または針葉樹の枯木に発生する。中型~大型きのこ。
子実体は木材に半背着生で半円形~棚状のカサが張り出す。
カサの表面は白い柔毛に覆われている。
肉はにかわ質で柔軟だが乾燥すると縮んでかたくなる。
カサの裏の子実層托は肉色で浅いしわ状。
白色腐朽を起こす。
以前はシワタケ属とされていたが、近年はシワウロコタケ属とされている。
2011年10月、きのこ展会場で撮影。
追加
上の写真は実は天地が逆になっている。
本当は下の写真が正解

追加写真(以下は2013年12月に京都市内で撮影)

地際の切り株から発生


地面から発生しているように見えるが、切り株周辺の根から発生していると思われる

カサ表面には柔軟で白い毛がある

カサの裏はしわ状。

断面を見ると、カサの肉はにかわ状。