


コウジタケ(麹茸) Boletus fraternus
担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱イグチ目イグチ科ヤマドリタケ属
boletus ボレトゥス(ギリシャ語の土塊)
fraternus フラテルヌス(兄弟の、親しい関係の)
夏~秋に広葉樹林や芝生などに発生する。小型~中型きのこ。
カサは赤褐色~紅色で、表面はビロード状、粘性なく、しばしば細かくひび割れる。
柄は黄色い地に赤色の縦条紋がある。
肉は黄色で空気に触れると徐々に青変する。
管孔も孔口も黄色でやはり青変性がある。孔口は大きめで角形。
麹のような甘い香りがある。
2011年9月、千葉県で撮影。

追加 2012年7月、京都市内で撮影。カサ表面がひび割れている

2013年9月20日追加
2013年8月4日、三重県内で撮影。コナラが主体の雑木林に発生。カサ表面が赤く、細かくひび割れて黄白色の肉が見えている。

裏側。黄色くて多角形の管孔。傷つけると青変する。

幼菌段階ではカサがひび割れておらず、真っ赤。粘性はない

管孔は細かいが、傷つけると青変する。柄には赤い縦筋

断面