コオニイグチ? | 三十九さんの部屋

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コオニイグチ(小鬼猪口) Strobilomyces seminudus Hongo

担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱ハラタケ亜綱イグチ目イグチ科オニイグチ属
strobilomyces ストロビロミケス(まつかさ状の菌)
seminudus セミヌドゥス(半ば裸の)

2011年7月、京都市内で撮影。いつもの観察会。
一応、「コオニイグチ」ではないかとされた。
というのも、オニイグチ属は十数種類にも分類され、外見だけでは同定が困難なものが多いからという。
コオニイグチは
夏~初秋にシイ・カシ林の地上に発生。小型~中型きのこ。
カサは灰白色~暗灰色で綿毛状の小鱗片に覆われてひび割れる。
柄はカサと同色で、頂部に網目がある。
内部は中実で肉は白色。切ると最初赤変しやがて黒変する。
管孔は灰白色でのちに暗灰色になる。
オニイグチに似ているが、胞子がより小型であるという。

オニイグチは柄の頂部に綿クズ状のツバがついていることが多いが、
コオニイグチでは管孔の続きのように網目になっている。