きのこ歴30年。
その歴史の中でひときわ自分の記憶に刻まれ、そして後の世に語り継ぐかもしれない旅がある。
西暦2011年、日本は菅総理の時代。
菌学会は東北、関東、西日本3つの支部が互いに研鑽を競い、
荒ぶる猛者?が野山を駆け巡っていた。
採集紀行伝 名ん国演義!
少し前までは少年は外で遊んだ それが彼らの日常だった
ゲームと話すより泳いでる魚捕まえ きのこの名前など覚えたものだ
これはなに?彼が尋ねる ハラタケと我は答える
そのときすでに我は 少年を道連れにしている
先探しているから 迷わずに付いておいで
名前調べる頃を見計らい 図鑑出してあげるよ


昨日は「きまぐれきのこ採集会」ということで、日帰りで名古屋に行ってきた。
新幹線に乗って名古屋へ。朝9時に現地メンバーと合流。
まずは名古屋モーニングを食べに。
名古屋って喫茶店でのモーニングは「小倉トースト」とか、ゆでたまごが食べ放題だとかテレビに出ていた。
とある喫茶店で頼んだのはふつうなかんじのものだった。
トーストはバターかピーナッツバターを選べるが、ピーナッツバターを選ぶとあらかじめ塗って出してくれた。

名古屋駅から地下鉄で移動。
名古屋の地下鉄は土日は「エコ切符」といって、カード式の切符を1枚買えば、600円で乗り放題できる。これは経済的。
ということで最初は住宅街にある池を囲んだ公園へ。

きのこを探していると、参加者の肩に1匹の蛾が止まった。
まるで枯れ葉のような色合い。
この服の色がカモフラージュできると思ったのだろうか?

こんな顔をしている。
おとなしいもので、じっとしている。

肩からはらうと今度は荷物にしがみついた。
このまま連れて帰ろうかなんていっていた。
この蛾はなんというのだろう。