キンチャワンタケ | 三十九さんの部屋

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キンチャワンタケ(金茶碗茸) Aleuria rheana

子嚢菌門チャワンタケ亜門チャワンタケ綱チャワンタケ目ピロネマキン科ヒイロチャワンタケ属
aleuria アレウリア(ギリシャ語「aleuron(小麦粉)」+「ia(接尾語)」)
rheana レアナ(川の名前より)

夏~秋に林内地上に群生する小型きのこ。
円筒形の白色の短い柄に、黄色い茶碗型の子嚢盤(しのうばん)がつく。
この茶碗の内側が子実層面で、ここに子嚢胞子が作られる。
胞子は楕円形で表面には網目模様がある。

このヒイロチャワンタケ属(以前はキンチャワンタケ属といっていた)には、このキンチャワンタケと、属の基準種になったヒイロチャワンタケの2種だけが知られているのみ。
ヒイロチャワンタケには柄がなく、朱色の茶碗型をしたきのこ。

この写真も2002年9月の開田高原合宿にて撮影。