
キンチャヤマイグチ(金茶山猪口) Leccinum versipelle
担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ網イグチ目イグチ科ヤマイグチ属
leccinum レキヌム(ギリシャ語「皿に関する」)
versipelle ウェルシペレ(変形する)
夏~秋にヤマナラシ等の樹下地上に発生する。中型~大型きのこ。
カサは帯褐橙黄色で縁の表皮は管孔の端よりもはみ出して垂れている。
表面は湿時やや粘性がある。
管孔は柄に対して上生し汚白色~クリーム灰褐色。
肉は白色で切断すると柄の上部は紫灰色、基部は緑青色に変わる。
柄の表面には黒色の細粒~鱗片に覆われる。
ヤマイグチの類には類似種が非常に多く、外国の図鑑では、カサの色などが微妙にちがうようにしか見えないようなヤマイグチの種類が多く掲載されている。
この写真も2001年9月に信州日和田高原で撮影したものだが、カサの色などはキンチャヤマイグチというかんじがするが、今となっては少々自信がない。