
キアシグロタケ(黄足黒茸) Polyporus varius
担子菌門ハラタケ亜門ハラタケ綱タマチョレイタケ目タマチョレイタケ科タマチョレイタケ属
polyporus ポリポルス(多くの孔のある)
varius ウァリウス(変わりやすい)
夏~秋に広葉樹の枯れ木に発生。
カサの径3~8cm、厚さ2~4mm、円形~腎臓型で柄が中心のほうにつく場合は漏斗状。
柄は横に偏ってつく場合もある。
カサ表面は淡黄色~黄橙色で平滑。かすかに放射状繊維紋あり。
中心部のほうが周辺部より色が濃い。
カサ裏の子実層は白色~黄白色で微細な管孔。
柄は下方がやや太くなり黒褐色で堅い。
肉質は白色で革質。
白色腐朽菌。
革質であるため、食用にされないが、だし用に使えると書かれている本もある。
似たものでカサが茶色いアシグロタケがある。
こうやってカサの表と裏、断面を並べて撮ると、図鑑の写真みたい。
2013年5月6日追加
最近タマチョレイタケ属を複数に分ける考えがあるのと、国内で「キアシグロタケ」と呼んでいるものは実際はそうではないという話あり。その前にこの写真もちょっとあやしいが。