三軒目の銭湯経営に乗り出します、源湯です!
詳しい報告については、こちらのゆとなみTVをご覧ください〜
https://www.youtube.com/watch?v=TQrV5zBf89Q
さて、ここ最近のSNS投稿は配管工事のことがほとんどですよね。
経費削減とスキルアップのために、配管工事を自らやっています。
素人ながらですが、今の所順調です。都湯のスタッフの手助けもあり・・・!!
やることは以下の5項目で、4つ目までは終わりました。
1給水タンクからの65a配管を「耐衝撃配管(HI)」変更。加えて、バルブの新設。
2男女水風呂の吐水口バルブの交換。
3電動弁の交換及び周辺改善。
4不要のポンプや周辺配管の撤去。
5水カランの新設。
ビフォーアフター、こんな感じです。
1給水タンクからの65a配管を「耐衝撃配管(HI)」変更。加えて、バルブの新設。
65aと径が大きい配管だったため、継手の値段が一つ1万円だったりと高かった・・・。
これだけで、材料費で55700円です。
2男女水風呂の吐水口バルブの交換。写真は縦が正解です。
今後のメンテを考え、ユニオンを追加しました。
3電動弁の交換及び周辺改善。写真、横になってます。
こちらにも、上下にユニオンを追加し、電動弁とバルブの取り外しができるようにしました。
電動弁は、廃業した銭湯から部品取りしてきた中古。源湯で活かす!
最後の「水カランの新設」について。
これが一番の源湯が抱える問題点です。
埋設部分の配管で漏水があるようで、水道代が8倍にも膨れ上がってしまっています。
このまま運営を継続するにはかなり厳しい出費になります。
出費だけではなく、建物に対しても危険です。
源湯の運営の話があった時、一番のポイントでした。全体的に設備が古いため他にも諸問題はありましたが、この大きな漏水は風呂屋的には致命傷。
これを修繕するために、800万(900万だったけ?)かかるとの見積もりが出ていたそうで・・・。老朽化した配管を交換するために、浴槽、床、カラン台を全て削り、掘り出さなければなりません。次に配管の新設をして、現状復帰のために、モルタルうったりタイル張ったりと左官をして完成という工事です。
さすがに、経営の見通しがつかない段階で水カランだけのために何百万は出せない・・・。
漏水しないように、水カランを使えなくしてしまうのもしたくない・・・。
(愛知県の銭湯はお湯カランのみのとこもよくあります。が、京都の銭湯でそれはきつい・・・。)
ということで、考えました。
「露出配管で水カランを新設してしまおう!!」
どん!
たま〜に露出配管をしている銭湯を見かけます。
埋設部分を掘り起こすには、お金と休業日数がかかるので、このような方法をとる場合があります。廃業してしまった宇治の モナコの湯 でもこのような修繕がしてあると聞き、閉店前に見てきました。
露出配管は、見栄えが良くないのが欠点です。あと、掃除がしにくい。
見栄え良くない VS 数百万の費用
見栄え良くない VS 水カラン使えない
見栄え良くない VS 掃除しにくい
激戦の末、
見栄えの3勝となりました。笑
結構悩みましたが、とりあえず、これでやってみようと。
なんなら、これも自分たちでやってみようと・・・!笑
とりあえず自分でやってみる の精神でここまでやってきましたから。笑
失敗したこともありましたが、いずれにせよ、身になる勉強になりました。
水カランの露出配管はこんな感じです。
※イメージこんな見栄え。
ステンレス管だとかなり高くつくので、施工が簡単な塩ビHIでやります。
材料費(カラン別)ざっとで、55000円くらい。
通常のカランは重さがある上に押して使うので、耐衝撃配管とはいえ、配管の割れが怖い。
あと露出した分、カランが出っ張ってしまい不恰好なので、小さいコック式の蛇口に変更します。ただ、これにすると流量が少なくなってしまうので、そこが難。
う〜〜〜ん、見栄えは・・・。
さあ、やるしかない!!!
釜場の配管作業が良いウォーミングアップになったぜ!!
あと、工事の様子は ゆとなみTV で配信予定ですのでお楽しみに!!!
https://www.youtube.com/user/Topofdonuts
やるぜ〜!!!!