アンデルセン童話は、ハンス・クリスチャン・アンデルセンというデンマーク出身の代表的な童話作家により綴られた童話です。
子供のころ、だれもが絵本で読んだシンデレラ、赤ずきんちゃん、白雪姫などなじみのある童話でもおなじみです。

これらの有名な童話は、昔から語り継がれていた昔話をアンデルセン自身が、子供向けに夢あるメルヘンな作風に仕上げた童話になります。
ですから、グリム童話とアンデルセン童話は題材が似た作品が多く存在します。

グリム童話は、ドイツ出身のグリム兄弟によって地方で語り継がれている昔話を聞いたままの姿で綴った童話集です。
それ故にグリム童話の内容は、時に残酷であったり、主人公が不幸なまま結末を迎えたり、終わりらしい終わりがなかったりする作品などいろいろあります。

よって、お馴染のシンデレラや白雪姫でもアンデルセン童話では完全発い―エンドで終わっても、グリム童話では、残虐な内容の童話になったりしています。

グリム童話は、その残虐性により一時期、ホラー小説感覚でグリム童話はブームになったりしたこともあり、今でもレディースコミックスでも題材に選ばれたりもしています。