何故、1日中同じ先生が教壇に立ち教えるのか?

それは先生が学問を教える以前の、親以外の精神的成長の師としての役目を果たさなければならないから。

小学校では「先生と児童」という別け隔てた関係性ではなく、か弱い子供達に師匠の弟子である事を認識させ、守る側と守られる側の関係性で学び過ごしていくことが必要なのです。

先生に必要なことは、児童の育成を諦めない不屈の精神。

昨今はあきらめる先生がまことに多い。

諦めることが問題を堆積させ、二者の関係性の間の壁として立ちふさがる。
そして見えなくなる。

子供が観ていなくとも、先生が観ていることで児童も自然に先生が見えてくる。

子供は先生が観てくれていることがとても頼もしく感じ、うれしいのである。