先生たちからたびたび出る言葉「ギリギリの子」・・・。
セーフでしょうか?それともアウトでしょうか?どのような状態の子供達なのでしょうか??

情緒不安定でコミュニケーション能力の低い子供達?俗にいう貧困な家庭で育てられている子供達の事でしょうか??

私が毎日通って観ている限り、そんな訳の分からない子供は存在しません。
人間観察能力の低い大人、CMに出てくるような子供役者を普通としてしまう妄想を見ている大人の基準ではないでしょうか??

昔の子育てブログにも書きましたが、1分や2分、一回や二回ごときで子供の心理なんて理解することはできません!
先生たちの「ギリギリ」が子供を通して見えてきてるのではないでしょうか?

ギリギリの最短時間のかかわり方を止めて、じっくり腰を下ろして向き合ってみてください。
子供達からは凄くたくさんの疑問や好奇心、生きたいという溢れんばかりのエネルギーが感じ取れるはずです。

子供の心は真っ白のキャンバスと同じ。
最初は写し絵でいいんです。先生たちの心の写しでいいんです。
しっかり目で見て、耳で聞いて、体で感じとれるように、ゆっくりやさしく、時に厳しく、「生きる」という事を実践してきた大人の心を見せてあげて欲しいのです。