子供達に毎日あっていると、表情や動きからいろいろなことが感じ取れる。

何か良い事あったと思われるような明るさ、
負けたくない相手の存在、
同級生にちょっかいを出してしまう本当の理由等。

コンビニの店員が、毎朝来るお客の表情から何を買うのかがわかるという心境と同じだ。
毎日見ているからこそ解かることがあるのだ。

この機能は何故人間に備わっているのだろうかと考えた。
多分だが、相手に対して心から思いやりをもって接することが出来るようにと神様が備えてくれたと考えられた。

相手をずっと見ているだけで相手を思いやれるのだから、道徳の本に書いてある「思いやりをもって接しよう!」なんて極簡単!
何もせず観る。勘違いするな、何もせず何も見ないではただのバカだ。

相手を観ることは、相手の面倒を看る事につながる。
相手の面倒を看るという事は、もうその相手より価値観・思想の次元が上なのである。

人は出会う人間によって成長させられる。
観てるだけでいいのだ。