連日35℃超えの猛暑日続き・・・、そうだ滝、行こう。
三朝町小河内にある「馬場の滝」。
「馬場」と書いて「ばあば」もしくは「ばば」と読む。
山また山の山の奥といった風情を醸し出しているが、滝までは倉吉市内から国道179号と鳥取県道205号木地山倉吉線を経由しておよそ35分。
ただし、グーグルマップに従って訪ねると永遠に到着しない(実感劇場2022)。
県道205号沿いの看板が目印。
看板から滝まで350m(近っ!!)。
ただし、距離は短くても恐ろしく困難な場合もあるのでナメてはいけない。
入口から少し先にて倒竹がお出迎え。
続いて落石もお出迎え。
なお、上記は昨年5月の様子。先月訪れた時には倒竹は除去されていた。
赤い橋が此岸と彼岸の境目(ちがいます)。
入口からここまで約1分。
橋の下は清流。
橋を渡ってしまえば道は平たんで歩き易い。左に水が流れる音を聴きながら奥へ奥へその奥へ。
苔むしシダが生え放題の巨石がコンニチハ。
時期によってはこの一本道が小川のようになっている。
蛇や蜂などに遭遇することもあるので、夏でも肌の露出は極力控えて長袖、長靴推奨。
やがて聞こえてくる轟音。あっ、滝。
入口からここまで5分足らず(近っ!!)。
一見すると二段の滝に見えるが、上流左奥へと続いており、高さは約20m。滝は上から直瀑(高さ4m)、渓流瀑(高さ4m)、直瀑(高さ3m)と続いて中段の滝壷に落ち込んでいる。
そして最後は高さ14mの直瀑が豪快になだれ落ちている。
中の滝壷部右岸には二段構えの祭祀場があり不動明王を祀ったといわれる祭壇跡もああるという。また、上の滝口直下には不動明王に擬せられる巨岩があるという(いずれも未確認)。
真夏でも水量が多く、滝の周辺はひんやりとした空気が漂っている。
あっ!!
運が良ければ滝つぼに虹が見える。
◆概要
名称:馬場の滝
所在地:鳥取県東伯郡三朝町大字小河内
駐車場:無※県道沿いに駐車可能なスペース有
ホームページ:三朝温泉公式サイト|馬場の滝
●アクセス
鉄道・バス:三朝町役場から三朝町営バス小河内線※要予約で15分小河内下車1km徒歩10分
自動車:北条倉吉自動車道倉吉ICから国道313号・179号・鳥取県道205号木地山倉吉線経由約16km25分