旧榎トンネル後編。

 

榎トンネルの東の坑口からおよそ450m下った地点に旧道の入口在り。

 

 

こちらは封鎖されておらず自動車で進入可能。

 

なぜ?

 

その答えは道端の看板に有り。

 

 

旧道沿いに天然温泉かけ流しのラブホテル。

 

旧トンネル東側の旧道も西側と同様に狭隘且つ急峻。

 

 

右に榎トンネルを見ながら一気に上る。

 

 

旧道入口から550m、約1分、放置された排土板装着のトヨタハイラックスサーフ。

 

 

左に看板とアーチ。

 

 

おわかりいただけただろうか?

 

 

アーチにチェーンが張られており進入不可ということは、閉館して廃墟化!?

 

 

あ!!

 

 

緑に飲み込まれつつある旧トンネル発見。

 

 

トンネルの手前にポール、左にカントリーサイン。

 

 

鳥取市、因幡の白兎。

 

 

2004(平成16)年11月1日に実施された編入合併以前は、トンネルを境に西は鳥取市で東は福部村だった。

 

 

西坑口同様ポタールは石積み。

 

 

施工業者は「中山土建」。

 

 

石1個分の穴。

 

 

反対側にも同様のものが1ヶ所あったが、排水用だろうか?

 

こちら側も資材置き場として利用されている様子で、看板から推測して管理者は県土木事務所。

 

 

アーチの型枠をよく見るとレールっぽい・・・

 

 

知らんけど。

 

 

東からも中央付近のサミット(頂点)によって視界悪し。

 

 

トンネルの上から枯れ枝を踏みしめるようなバキバキ音が聞こえた・・・ような気がする。

 

 

え!まさか!!赤いワンピースの女の霊!?

 

 

んなこたぁない。

 

音の主は鹿か猪!?

 

 

それは霊より危険。

 

赤いワンピースの女の霊はラブホテルで事件に巻き込まれて殺された怨念だという話もあるようだが真偽不明。たぶんデマ。知らんけど。

 

結論、誰とも会わず、何も出ず。

 

◆榎雪覆 諸元

所在地:鳥取県鳥取市福部町八重原

全長:―メートル

幅:―メートル

高さ:―メートル

開通年:1959(昭和34)年

●アクセス

鉄道・バス:JR西日本山陰本線鳥取駅下車日ノ丸自動車百谷線百谷公民館行乗車20分百谷バス停下車約2km徒歩30分※直通バス1日2本

自動車:JR鳥取駅より鳥取県道43号鳥取福部線経由6km15分