昨年から高松港で度々見かけた第二しょうどしま丸の両舷ブリッジ下に描かれたキャラクター『からかい上手の高木さん』って誰ぞ?
『からかい上手の高木さん』は、小豆島の土庄町出身の漫画家・山本宗一朗によるラブコメディ作品で、小学館が発行する月刊漫画雑誌『ゲッサン』の付録小冊子「ゲッサンmini」で2013年7月号から連載開始された。『ゲッサン』2016年8月号から定期掲載され、2021年9月時点でのシリーズ累計発行部数は1000万部を突破している。
現在までに3度テレビアニメ化され、第1期『からかい上手の高木さん』はTOKYO MX・読売テレビ・BS11の深夜アニメ放送枠『あにめのめ』2018年1月から3月まで放送された。
第2期『からかい上手の高木さん2』はTOKYO MXほかで2019年7月から9月までほ放送された。
第3期『からかい上手の高木さん3』は2022年1月8日よりTBS系列28局の『スーパーアニメイズム』枠ほかで放送している。
なお、原作の物語の舞台については、特定の「イメージした場所はない」「どこかの田舎」また自身の地元イメージについては「意識していない」と原作者自身が述べているが、アニメ化に際しては原作者の出身地である小豆島土庄町近辺が舞台に設定されており、校舎などの描写は同島に実在する土庄町立土庄中学校が特別協力、また町内外各所の風景が見られる。
アニメ版の舞台となっている香川県土庄町は「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選定されており、アニメ『からかい上手の高木さん』とコラボした誘客施策を実施。ラッピングフェリーはその第一弾で2021年2月10日(水)に運航がスタートした。
◆外部リンク
テレビアニメ『からかい上手の高木さん』公式Twitter(@takagi3_anime)
TVアニメ『からかい上手の高木さん』第3期放送&映画化決定!!|土庄町ホームページ
アニメ『からかい上手の高木さん』とコラボした誘客策について|土庄町ホームページ
アニメ『からかい上手の高木さん』コラボ企画|小豆島観光協会公式ホームページ
なお、以前は高木さんの位置にオリーブしまちゃん(姪曰く、オリーブおばけ)が鎮座ましましておいででした。
ラッピングフェリー「第二しょうどしま丸」の竣工は2003(平成15)年3月。
造船所からの高松回航が同年4月10日。
四国フェリー旧本社前の宇高航路バース着岸後、故堀川浩洋社長が花束を手に乗船する様子が見られた。
高松-土庄航路に就航していた「あずき丸」の置換船として同年同月16日就航。
当時、第一しょうどしま丸・第七しょうどしま丸に加えた本船の3隻体制で1日15便運航。
一・二・七は姉妹船だが完全な同型船は第七しょうどしま丸のみで、第一しょうどしま丸は屋上甲板へと上がる階段の位置が異なっている。
なお、艤装については3隻すべて異なっており、特に客室の椅子については後年になるほど簡素化され、ヘビーユーザーの間では第二はハズレという認識があった。
本船就航時より出入港時の船内放送で流れる同社社歌が現行の歌詞有版になった。
〽白波吠える時化の日も 力を合わせ腕を組み 進むわれらは四国フェリー
〽守れ安全 果たそう使命 四国フェリーに栄えあれ
コラボ第二弾として高木さんが社歌を唄う・・・
・・・んなこたぁない!
本船は竣工から間もなく20年が経過、近々新造船に置き換えられるという話がある。
乗船するならお早く。
◆概要
船名:第二しょうどしま丸
総トン数:994トン
定員:430名
諸元:全長71.83m×型幅14.30m×深さ3.64m
航海速力:13.50ノット
主機関:ディーゼル2基
建造所:讃岐造船鉄工所
竣工日:2003(平成15)年3月27日
就航日:2003(平成15)年4月16日