中四国百貨店協会(岡山市)発表、岡山県・広島県東部の百貨店3店、2020年売上高まとめ及び中四国地方26店の同売上高まとめ。

 

※数字は2020各月の売上高まとめです。

 

店名(所在地)

外観写真

2020年各月売上高(前年同月比)

2020年累計売上高(前年比)

※百万円以下四捨五入による累計誤差有

 

天満屋岡山本店※津山店を含む(岡山県岡山市、津山市)、倉敷店(倉敷市)

20年1月 3,622百万円(▲6.7%)

20年2月 2,955百万円(▲5.2%)

20年3月 2,692百万円(▲29.8%)

20年4月 1,154百万円(▲62.8%)

20年5月 1,598百万円(▲50.9%)

20年6月 3,402百万円(▲7.2%)

20年7月 3,011百万円(▲11.4%)

20年8月 2,524百万円(▲13.7%)

20年9月 2,705百万円(▲34.1%)

20年10月 3,122百万円(9.2%)

20年11月 3,677百万円(▲5.7%)

20年12月 4,254百万円(▲9.4%)

20年1-12月 347億1,600万円(▲18.8%)

 

岡山高島屋※タカシマヤフードメゾン岡山店を含む(岡山県岡山市)

20年1月 1,524百万円(▲0.4%)

20年2月 1,319百万円(▲1.9%)

20年3月 1,286百万円(▲28.3%)

20年4月 763百万円(▲49.0%)

20年5月 875百万円(▲37.9」%)

20年6月 1,503百万円(▲4.9%)

20年7月 1,376百万円(▲12.5%)

20年8月 1,127百万円(▲13.3%)

20年9月 1,396百万円(▲26.8%)

20年10月 1,360百万円(13.0%)

20年11月 1,593百万円(▲3.1%)

20年12月 1,936百万円(▲1.3%)

20年1-12月 160億5,800万円(▲13.5%)

 

天満屋福山店※福山ポートプラザ店を含む(広島県福山市)

20年1月 1,629百万円(▲8.9%)

20年2月 1,327百万円(▲5.2%)

20年3月 1,237百万円(▲28.3%)

20年4月 521百万円(▲61.7%)

20年5月 634百万円(▲55.3%)

20年6月 1,376百万円(▲13.0%)

20年7月 1,444百万円(▲10.3%)

20年8月 1,109百万円(▲17.2%)

20年9月 1,110百万円(▲35.1%)

20年10月 1,366百万円(6.2%)

20年11月 1,574百万円(▲7.3%)

20年12月 1,907百万円(▲11.7%)

20年1-12月 152億400万円(▲20.2%)

 

月別メモ

1月・・・記録的な暖冬で冬物衣料が不振。

2月・・・新型コロナウイルス感染拡大で後半来店客数が落ち込み大幅な減少。

3月・・・新型コロナウイルス感染拡大による営業時間短縮や大型催事の中止、来店客数減少で2ヵ月連続2桁減となり、記録が残る1965年以降で過去最大の落ち込みを記録。

4月・・・3か月連続の2桁減で、前年割れは7か月を記録。連続新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言を受け、ほとんどの店が臨時休業や営業時間の短縮に踏み切ったため、落ち込みは過去最大を更新。

5月・・・新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休業や営業時間の短縮が響き4か月連続の2桁減の記録。緊急事態宣言解除後は、各店が相次いで営業を再開したこともあり、売上の落ち込みが過去最大だった前月よりも改善。高島屋が岡山高島屋の発行済み株式の33.4%を保有する両備ホールディングスから引き受け7月1日付で完全子会社化すると発表した。これにより2010年1月からの資本提携が解消される。

6月・・・新型コロナウイルス感染防止のための臨時休業が影響した前月よりも大幅に改善したが、外出自粛による来店客数の減少が続き、9ヵ月連続の前年割れ、5か月連続の2桁減となった。

7月・・・新型コロナウイルスの全国的な感染拡大で外出自粛の傾向が一段と強まって来店客数が伸び悩みむ。海外高級ブランドや美術・宝飾・貴金属などの高額品は好調だったが、主力の衣料品や食料品の不振が続き、10ヵ月連続で前年割れを記録。

8月・・・新型コロナウイルスの影響で外出の自粛傾向が続き、夏休みの集客イベントが開けなかったことや猛暑の影響などもあり、来店客数が大幅に減少。海外高級ブランドや美術・宝飾・貴金属などの高額品は引き続き好調だったが、主力の衣料品や食料品、化粧品などの不振が響き、11ヵ月連続で前年割れを記録。

9月・・・新型コロナウイルスの影響が長引いたことに加え、昨年10月の消費税増税前の駆け込み需要の反動で各店とも大幅な前年割れとなり、12ヵ月連続で前年割れを記録。

10月・・・昨年の消費税増税の反動に加え、物産展の売上や集客効果、高額品のまとめ買い目立ち13ヵ月ぶりに前年を上回った。

11月・・・昨年10月の消費税引き上げによる買い控えの反動があった先月と比較し、下げ幅が拡大。新型コロナウイルス流行の第3波の影響で前年割れを記録。

12月・・・先月に引き続き新型コロナウイルス流行の第3波の影響で前年割れを記録。

 

中四国地方24店

2020年各月売上高

2020年売上高累計

20年1月 286億8,700百万円(▲2.3%)※天満屋広島アルパーク店閉店

20年2月 218億5,100百万円(▲10.3%)

20年3月 204億7,100百万円(▲31.0%)

20年4月 92億50百万円(▲63.6%)

20年5月 109億50百万円(▲56.9%)

20年6月 236億41百万円(▲15.0%)

20年7月 259億3,100百万円(▲12.0%)

20年8月 208億9,500百万円(▲14.6%)※そごう徳島店閉店

20年9月 193億2,200百万円(▲32.5%)

20年10月 218億9,900万円(▲1.1%)

20年11月 250億8,600万円(▲10.5%)

20年12月 314億2,600万円(▲14.1%)

20年1-12月 2,594億1,000万円(▲21.7%)

 

インターネット通販などとの競合に加え、新型コロナウイルス感染拡大による来店客の急減により、1990年代初期のバブル経済崩壊後、最大の下落率を記録。前年割れは、既存店ベースで24年連続。