人生初の1週間ひとり旅⑥(亡き妻の親友と会う) | 星州李氏の京都アジョシ

星州李氏の京都アジョシ

アジョシの日常あれこれ



亡き妻が生前会いたがっていた高校時代の親友に会って来ました

昼前 彼女の暮らす家に着いた(宮城県多賀城市)事前に連絡は入れていた

自宅の玄関から招かれリビングでこの家のご主人とご夫婦で

あたたかく迎え入れてくださった 彼女をみた瞬間 胸が熱くなって我を忘れて話しに夢中なる

ここを訪ねたいきさつや 生前の妻の暮らしぶりなどを語り また

私が作った妻の「追悼動画」などを見てもらった 

彼女も出ている懐かしい写真などについて語ってくれた

遺影の妻が彼女と会うのは実に49年ぶりになります

ご主人からは 東日本大震災の被災のことなど 生々しい状況や 
(ここの自宅は津波に被災した)

それをどのように乗り越えて来たかなど詳細にお聞きした 

また お互いの子供や孫たちの様子なども話し合う

丁度 昼ときになって ランチを出してくださった 朝鮮料理のおかずが並ぶ食卓

それが 写真の通りとても美しくとても美味しかった

そして
持参した妻の遺影をテーブルに置いて ともにいただいた気持ちになったのでした

あたたかく品の良いご夫婦でベストカップルでした お互いが思いやる心を持っていらっしゃる

育てあげたご子息娘さんたちの 近況を聞いて驚いたあまりに優秀すぎて(立派です)

あっという間に時間が過ぎて 別れの時間が訪れた ご主人が私をわざわざ仙台駅へ車で

送ってくださると言う 荷物もある私はその好意に甘えさせていただいた

私は彼女に「健康で長生きして」と声をかけて名残惜しい別れをしたのでした

車で送ってくださったご主人とは 仙台駅で熱い握手を交わし挨拶した

今回の訪問をあたたかいもてなしてくれた彼女とご主人 本当にありがとうございました!

この思い出は生涯忘れません。