棚ぼた | 伊豆4年生の日記

伊豆4年生の日記

マラソン好きの雑記です♪
2024年内の開業に向けて準備中、最近犬率高めです。

昨日から1泊で、30代のころマラソン練習を頑張っていた時期にお世話になった

ランニングクラブのコーチ夫妻が来年1月の合宿下見にきてくれました。

この夫妻が宿に泊まるのももう5回目くらい?

昨年リニューアルオープンしたばかりなのにしっかりお得意様ですニコニコ

感謝!

 

実は昨年秋に既に一度合宿をしてくれて、

またリピートしてくれるのです!

嬉しい!!!

皆さんも喜んでくれたってことだから。

 

宿泊施設としての利点は電車で来る人も駅から歩いて来れる立地であること、

低コストで自由がきいてキッチンで自炊できること、

30人分以上の食器や大きなお鍋も用意されていること、

15人から(MAX39人まで)貸切利用できること、

セルフサービスでコーヒーマシンからコーヒーを飲めること、

広いラウンジでみんな一緒にお酒飲みながらご飯を食べられること!

 

反対に、デメリットというか「あったらいいな」は大浴場。

分かる、私も泊まるならできれば大浴場と露天風呂付の宿がいいもん。

都内で泊まる時もそれが理由でドーミーインリピーターになってます。

あそこはさらに清潔なサウナとキンキンに冷えた水風呂も付いてて最高。

あとは、連泊の際に必要となるコインランドリーがないこと。

一応5.5kgの普通の洗濯機は貸し出ししているのだけど、

乾燥機がないのです。

建物とバーベキューテラスの間にあるボロ小屋をコインランドリーにしたいのだけど、

あれは実は会社ではなくオーナーの私物で、今度都内の豪邸を売り飛ばしてこちらに

拠点を移す際に入りきらない荷物の保管場所にするとかオッシャッテルのでなかなか。

 

そして伊豆の中でもここ、富戸・城ケ崎海岸一帯を拠点にするメリットは、

自然豊かで起伏のあるところとないところのメリハリがあり、

湖、川、海、山、公園、ロードと多彩な練習コースが選びたい放題で充実していること、

そしてどこも絶景だったり空気が澄んで美味しかったりと走っていて気持ちがいいこと!

 

さらに!

伊豆半島火山帯であるため温泉があちこち湧き出ていて日帰りで楽しめる施設も

沢山あること♪←これ重要。

走ったり泳いだり自転車漕いで汗だく泥んこになって疲労困憊の状態で入る温泉。

最高。ラブ

漁師町富戸なので美味しいお魚料理が食べられることはいわずもがな。

ここで定期出張練習会も開いてくれないかなー♪

 

 

その前に見積もりを出さなきゃ。

昨年は初回ボーナス的な感じで、こちらも初めての合宿受け入れだったから

お勉強価格としてかなりお安く提示したけれど、

のきなみ物価が上がっている昨今、

ちょっと上げざるを得ないのであります。

今週中に提出しよう!

チェックアウトの10時以降も部屋を使ったりと特殊な条件なので、

その日は通常の予約を19時以降チェックインで20%OFFの設定にしたりと連動してやらなきゃならないことも。

 

合宿を開催することで、

走力も上がって、健康になって、伊豆の魅力にも気づいて感動してもらって、

こちらもあちら(ランニングクラブ)も商売として成立して、

うちのオーナーも喜んで、地域にもお金が落ちて、

関わるみんなが楽しいひと時を過ごせるように♪

 

 

ところで実は昨日はもう1名、マラソンで知り合った人が宿泊していました。

いつかの北海道マラソンの打ち上げで知り合ったんだったっけ???

忘れましたが、神戸の実家の親御さんのために巨大な車を買ったはいいけど

都内の生活では全く使わず錆びたり壊れたりするから月1回は無理やり旅行の予定を入れて

車を動かすようにしているとか。

で、今回は自転車を積んできてました。

実はこの方も以前お父様と一緒に泊まってくれたことがあるのです。

家族ぐるみで利用してくれるなんて、感無量です(涙)。

 

 

ほかにも、ランニングチームの仲間がヨガ合宿を開いてくれたり、

マラソン繋がりで東京のトライアスロンチームが合宿を開いてくれたり、

マラソンで知り合った自転車乗りの人がいきなり来てくれたり、

来月もラン友達で釣りにはまっている友達が泊まりに来てくれます。

 


20代後半にノリで雑誌の公式ランニングチーム募集に応募して受かってチームの第一期生になって、

そこから自分でもよく把握できない速度で広がっていったランニング繋がりの仲間、お師匠様、知り合いの面々。

その面々が、今こうして宿を頻繁に利用してくれている。

チームで走っていたころは自分が将来宿を経営することになるなんて全く考えていなかったけど、

こうして自分の商売の協力者にもなってくれ、なにより重要なことは喜んでくれて、

どんどん新しい企画も生まれて。

嬉しいし、有難いし、マラソン続けて、あのチームに思い切って応募して、本当に良かったなって心から思う。

人生ノリも重要よね!

 


しかしながら、実は私いわゆる「営業」ってまったくやっていなくてあせる

パンフレットも作っていなけりゃ、企業や学校や各種団体へのオファーへも行っておらず。

今はたまたま優しくて活動的な面々が利用してくれているだけだけど、

あくまでそれは「たまたま」自分が好きでやってきたことが「たまたま」今に繋がった「棚ぼた」で且つ新しくオープンした時期限定の「期限付き棚ぼた」あることをちゃんと自覚しておかないとね!

 

 

そもそも、私がここで宿をやることはここに来てから決まったことで、

都内で仕事をしている時も、ここに来た当初も明確に「宿の仕事をしたい!」と決めていたわけではなかったのです。

(子供のころから「仲居さんになりたいな~~」という小さな思いはあったけど)

で、ひょんなことから引っ越してきた翌年の1月にオーナーに声をかけられて。

たしか、1月15日(オーナーの誕生日)だった気がする。

徒歩で急坂のぼって自宅まで来たんだよねオーナーが。

 

「家から徒歩1分のあの気になっていた謎の宿、リフォームするんだ!

 リフォーム完成図めっちゃオシャレじゃん!やりたい!うまくやれる気がする!やります!」

 

という流れで昨年2月ころから関わり始め、無事に5月にリニューアルオープン、支配人でびゅーしたのでありました。

(実際にはもっと葛藤とか色々ありましたがここでは省略)

 

だから、周りのみんなにとっても「え!桑(←私のあだ名)がいきなり宿やりだしたんだけど!なになに!?」って

驚きだったと思う。

で、桑がやり始めたなら行ってみるか(面白半分)、久々に桑に会たいから、という理由がほとんどで、ビジネスで使いたいからという理由は正真正銘の棚ぼた。

片道数時間もかけてくれるなんてそれだけで涙ものだから、動機なんかなんだっていいんだけどね個人的には。

 

でも、浮かれすぎないで、あくまでお金を頂戴している仕事なのだから、たとえ顔見知りの間柄であったあとしてもやるべきことは他のお客様と同じ。出来得る限りの最高の体験をしてもらうのみと気持ち新たにした猛烈に眠い月曜日の夜。

 

明日の朝食早めご希望6:40なので私も早めに寝まーす。

皆さまおやすみなさいませ。流れ星ふとん1

 

お土産にいただいた苺のルイボスティー♪

へー、珍しい!

 

よい香り♪