あすくれぴおっす。
今回はiPad Pro用のキーボード「Magic Keyboard」について書きます。
購入は発売から3日後くらいでした。
ゆっくりなペースで生産しているようで、現在も生産待ちになっているそうですが、
購入を検討されている方、既に予約してるけど情報収集している方々への参考になればと思います。
それではスタート。
※リンクはUS版です。日本語版はどこに・・・・。
こんな感じの箱。買ったのは12.9インチモデル用です。
色はこの一色のみなので、買った人間はみんな同じ見た目になります。
ビジュアルで他人と差をつけたい人には今一つかもしれませんね。
12.9インチモデル用で価格は税込4万超え。
これまでいろんなキーボードを使ってきましたが、
人生で4万超えたキーボードを買ったのは初めてですね。
てか4万だしたらiPadもう一台買えるじゃん。
箱の裏に書いてあるイメージ図です。
あとで写真を載せますが、一番右の画像はかなり盛ってると思います。
こんなに曲げたら関節部分破壊して天国行きです。
開封。こんな感じです。付属物は一切ないです。これだけ。
よく「重い」と言われているそうですが、まぁー確かに軽いか重いかと言われれば重いですが、
この製品って「タブレットカバー」じゃなくて
「カバー付きキーボード」って位置づけであって、あくまでキーボードなので
比較するなら一般的なキーボードと比べてあげるのが筋なのではないかと思います。
というわけで、手持ちのポータブルキーボードと重さを比べました。
・・・・・。
重い。
はい次。
カメラ部分はiPad Pro 第4世代用に正方形になっていますが、
同じサイズでfaceIDを使ったiPad Proであれば過去のものも対応しているようです。
キーボードから見て左側にはUSB-Type Cの入力があります。
"iPadの"充電専用なのでカードリーダーやSSDなどを接続することはできません。
"iPadの"と強調しましたが、このキーボードは充電が不要な構造になっています。
iPadをセットするとiPadから電源をもらって動くようになっています。
なので、Magic Keyboardに接続するとiPadのバッテリー消費スピードは早くなります。
面倒なので細かい検証はしてませんが、消費スピードは間違いなく早くなっている感覚です。
ただし、消費が早すぎて極力使わないようにしよう・・・とかいうレベルではないです。
少なくとも今の段階での話ですがね。
長時間作業をする場合にはこのように充電しながら使うこともできます。
拙者は面倒なので充電するときは本体は使ってないのですがね。
あ、どうやらこのポートを使って充電すると充電スピードが若干遅くなるようです。
iPad本体のポートが空いているなら、そっちの方が早く充電できます。
キーボードの右側には何もありません。
こっちにも欲しかったという声もありそうですね。
折り曲げ部分はこんな感じ。
何千回曲げたら天国行きになるのでしょうか。
お高い買い物だったので、数年は持ちこたえてくれないと困ります。。。
よーーーーく見るとアップルのマークもあるんですが、まぁ、見えないですね。
ス〇バでドヤりたい人は、iPadについてくるシールでも貼っておいてください。
背面。特に言うことなし。
肝心のキーボード部分。
キーボード部分に傾斜がないので、そこが気に入らない人も若干でてくるかも。
キーはしっかりとした構造になっており、打鍵感も良好です。
トラックパッドの大きさ比較用に。
一般的なL判との比較です。
言うほど大きくはないので、軌跡を速くするなどの工夫が必要。
トラックパッドはどこでも押し込める形式になっています。
2本指や3本指などの操作にも対応しているのが嬉しいです。
これまで外部接続のキーボードを付けたとしても、
結局は画面に手を伸ばしてジェスチャーしてたりしてたので煩わしさを感じることが多々ありましたが、
このトラックパッドによって"大分"改善されました。
"大分"ってのは、"完全に"ではないです。
アプリによって挙動が異なるのが大きい。
いきなり細かい話になってしまいますが、例えば地図アプリ。
iPad OSに初期装備されている地図アプリでは、2本指でマップの移動ができます。
が、google地図を使うと、なぜか2本指でマップの移動ができません。
画面では2本指で移動できるのに、トラックパッドで同じように操作しても移動できない。。。
また、スクロールは2本指で上下に動かします。
webサイトやツイッターなどのアプリは問題なく動作しますが、
ゲームに出てくるウィンドウのスクロールなどでは機能しないことがあります。
そんな感じで、
「このアプリではトラックパッド（もしくはキー入力）が使えない！！」
という事象は十分に考えられます。何かピンポイントの利用目的でこのキーボードを買おうとしている場合には
事前に調べた方がよさそうです。
あー、あと、Magic Keyboardを装着すると
画面のロック解除は画面だけでなくトラックパッドでもキーでもなんでもokになります。
おすすめはキーを押すやり方ですね。どのキーでもいいです。
スワイプ動作をしなくて済むので、非常にスピーディーにロック解除ができるようになって便利です。
分かりにくいですが、キーボードにはバックライトが搭載されていて、
暗いところでも光るので視認性も高いです。そしてかっこいい。
折り曲げ第一段階を開いた状態です。第一段階の開きはこれがMAXです。前傾姿勢です。
内側から見た状態。
折り曲げ第二段階を開いた状態です。これがMAX。
自由に角度が変えられる！といううたい文句でしたが。。。。想像以上に柔軟性は低い。
ちなみに、完全に裏返して使えないじゃないかボケ！という事前レビューもいくつか見ましたが、
この第一段階が完全に180度ターンできたとして、
それを平面にして使う場合、キー部分を床に押し付ける形になるので、あんまり嬉しくないですね。
なので、個人的には180度ターンは不要と考えています。
でも、もう少し第二段階は曲げられてもよかったかと。
ま、バランスが悪くなって倒れる可能性があるからこの角度に留めたんでしょうが・・・。
うーん、それならキーボードをもう少し重くしていいから角度の柔軟性高めてほしかったかな。
もうさ、700gも1,000gも変わんないっすよ。
Magic KeyboardはBluetoothではなく、接地接続です。
この3点とiPad本体が導通することでキーボードを認識します。
したがって、iPad本体に別のカバーをつかっている場合は、
Macig Keyboardの使用時には必ず裸にする必要があります。
キーボードが重いから家で作業するときだけマジックキーボードで、
持ち歩くときは別のipad カバーを使う・・・という運用を想定されている場合は超面倒かもしれません。
浮いてることによる不安定感はほとんどないです。
重量があるだけあります。この状態で普通に画面を触って作業できます。
ひとつ注意するとすれば、これを取り外す時ですかね。
浮いている部分をつかめばすぐに取り外せるんですが、
可能な限り両サイドを両手で持って取りましょう。
そうしないと、iPadが落下してキーボードを破壊する可能性があります。
トラックパッドの設定画面。
「タップでクリック」がデフォルトではオフになっているので、オンにした方が画面に近い感覚で便利です。
軌跡もあんまり亀側に寄せるとスプリットビューにするときに苦労しそうです。
バックライトの輝度設定もできます。
バッテリー消費を気にする場合には好きなように設定しとくとよいかもしれません。
さっきも書きましたが、180度ターンはできないので、
タブレットとして使う場合には取り外して畳んだ状態で上に乗っけるのがベストかと思います。
これ、結構なすべり止め効果もあったので、ゲームも快適にできました。
ペンで作業する場合もこれでいいと思います。
自分はiPadを裸で使ってきた派なので何も抵抗ありませんが、
落としたりして怖いという方も多いはず。
この方法だと裸になるので、心配な人は持ち歩くときに別のカバーを持っていたほうがよいでしょう(え
ツクモのノートPCと並べました。
Magic Keyboardはとにかくキーボードを使って文字を入力する人にオススメって感じなようですが、
文字入力は多いけど、ペンシルを使った作業もするし、iPad用のゲームもしたいし・・・
という場合にオススメできると思います。
文字入力目的だけなら、ノートPCとか、なんならポメラでもいいと思われます。
拙者の場合はネットブラウジングとゲームを目的としてiPadを買っているので、
キーボードの使用時間と画面をタップしてゲームする時間は半々ってところです。
ずっとキー入力なら買う必要ないですし、
ずっと画面タップなら買う必要ないです。
そういう微妙な位置づけの製品なのですが、キーボード入力とトラックパッドはめっちゃ便利なので、
想定シーンに合致すれば"あると便利"な製品に仕上がっていると言えますね。
最後に・・・・
使用開始からまもなく1か月というタイミングで・・・・裏面が一部ハゲました（泣）
落としたりしてないです。通勤のカバンに入れてただけなのに、
カバンの中に入っていた何かと接触してハゲた模様。
まぁー、本体を保護する役割としては機能してくれましたが。。。あと数年戦ったあとどうなるかが心配だなこりゃ
義浄