今日は憲法について書きます。8月15日。改めて国というものに思いをよせるべき日と感じるからです。
憲法って一体何でしょうか。学校では、そこに書かれていることについては学びました。国会がどうとか、内閣がどうとか・・・しかし、だからといって国会や内閣のことが書かれていれば憲法、というわけではありません。
憲法とは、非常に大雑把に言ってしまうと、「その国がどのような国であるのか」を文章にして表したものです。
少しずつ説明します。「その国がどのような国であるのか」、他の国にはないような特徴つまり国柄ですが、我が国においてはこれを「国体」という言い方で表します。
我が国の国体とは何でしょう。それはいうまでもなく、この国が出来て以来、ずっと天皇陛下が治めておられる、ということなのです。
もちろん、長い歴史の間には色々な出来事があり、武士の時代などもありましたが、天皇陛下を戴く日本の国体には何の変化もありませんでした。例えば、「征夷大将軍」という地位も天皇から任命されるものなのです。現在も内閣総理大臣は天皇陛下が任命されています。
従って、我が国において憲法とは、「我が国は天皇陛下を戴く国である」ということを表現したものなのです。