Time is limited. 1日は24時間しかない。

 

 うち、7時間を睡眠に充てたとして、起きている時間は17時間。うち、仕事をしている時間を引いて、家事をひいて、子供たちとの時間をひいて、とやっていくといったい何時間残るだろうか。

 

 しばらくブログの更新が滞っていましたが、具合が悪いわけではなくて、今期、見たいドラマがいっぱいあって、時間が足りませんでした!

 

 月曜 SUITS2 →鈴木保奈美の美しさとファッションを見たいために

 火曜 わたしの家政夫ナギサさん→家事ができないメイに共感し、大森南朋に癒され、瀬戸康史にむねきゅん。

 水曜 なし

 木曜 BG→斎藤工が目の保養

 金曜 MIU→星野源みたさに

 土曜 なし

 日曜 半沢直樹

 

 とこんなラインナップです。

 

 では、本編に。

 

 義母と義姉が子供たちを迎えに来てくれた。ありがたい。

 

 この3泊4日の間の記録がない。日記を書いていない、というか面倒で書けなくなっているのだ。

 思い出すに、子どもたちを託して、私は、とにかく休むことにした。何をするわけでもない。とにかく、ぼけーっとしたかった。

 

 というよりも泥のようになっていた。

 

 義実家に合流した夫が、写真共有アプリで子どもたちと義父母姉たちとの楽しい日常を共有してくれた。

 

 これが堪えた。

 

 思考がマイナスへとスイッチしていく。

 

子供たちは私といるよりも彼らといるほうが全霊の愛情を注いでもらい、色とりどりのおいしいお料理を食べさせてもらい、車でお出かけしたり、この都内の家では得られない体験をしているのではないか?

 

 私は必要じゃないんじゃないか。

 

 +が-に転換されて、そこに何を掛け算しても-の絶対値が膨れ上がっていくのだ。

 

 連休が明けても、私の体調はどん底のままだった。

 

 朝起きると、「1日が始まる」と絶望的な気持ちになる。夜の寝つきが悪くなり、熟眠感がない。

 

 朝ごはんをなんとか用意しないと、と目玉焼きを焼き、みそ汁を作り・・・その一つ一つの動作がため息交じりだ。

 

 子どもたちが元気いっぱいで起きてくる。

 

 その元気さに応えないと、と思うと、子供たちがガチャっとドアを開ける音が怖くなってくる。

 

 朝ごはんを食べさせた時点でもう疲労困憊。食べこぼしのオンパレードの食卓を片付ける手がとまり、足が止まる。

 

 「保育園に行く前に綺麗にできないようでは、働き始めたらやっていけない」

 

 できなければいけないはずのことができない苛立ちが募る。

 

 歯ブラシしなきゃ、着替えさせなきゃ。もう夫は出勤している。

 

 夫は、私の用意した朝食を食べて8時すぎには出勤だ。そうなんだ、私がやらないと。

 

 体が動かない。ソファに寝転ぶ。子どもたちがテレビを見たいと起こす。

 

 「お願い、ひとりにして」

 

 と思いつつも対応する。

 

 保育園に子供たちを送っていく。園を去る。

 

 「復職したら、ここから働きにでるのか」

 

 また絶望スタンプが押される。

 

 帰宅して、めちゃくちゃの食卓をほったらかしてベッドになだれ込む。体が動かない。なぜか涙が出てくる。

 

 私はどうなるんだ。

 

 もう午後3時半だ。あと30分でお迎えだ。心臓がバクバクする。何をしていたんだ、私は1日。

 

 台所へいくと、朝食でぐちゃぐちゃになった食卓が目に入る。

 

 洗濯ものも取り込んでたたまないと。夕飯も作らないと。

 

 思考が停止する。吐き気がしてくる。私はうずくまった。