日曜日の夜、娘と電話でひとしきり話した後、彼女が「パン焼き機を買おうかどうか迷ってるの」と言う。

「ええ、パン焼き機?どうして、いらないでしょ」と、私。

だって娘は一人暮らし、お高い好みのパンを買っても一人分、さほど懐には響かないのではと思うけど、彼女が言うには、無添加の全粒粉パンを作りたいのだそうだ。

それなら、確かに毎日買ったらお金がかかりそうね。

「自分で焼いたら二度とお店でパンを買う気にならない」というどなたかの意見に影響されたらしい。

「そうなの、それなら家にあるのを送ってあげる」というと、「古いのはいらない」と言う。

今のは音も静かで、冷ご飯でもパンを焼けるのだそうだ。

そうなのか、確かに我が家のパン焼き器は捏ねるときスゴイ音がする。

始めて使ったときは、朝焼きあがるようにと夜中にセットしてあったので、びっくりして飛び起きた憶えがある。

考えてみれば、何故そのパン焼き機が我が家にあるのか?

私が欲しくて買ったからだ。

そして、パンを数回、餅も数回作ったきり物置送りとなっていた。

娘のことは言えないわ。

一応これと思っているパン焼き機のお値段は22000円、うう~む、迷うわね。

2回や3回で物置送り(多分)には惜しい金額だわ。

でも、返って勿体ないから使おうと言う気になるかも知れない。

すると彼女が、「でも餅つき機能がないのよね~」と残念そうに言う。

思わず吹き出してしまった

人暮らしの娘が、いつ餅をつくのか?

すると娘も「そうよね~、いらないよね」と笑いながら言う。

これは、スマホを買うときによくある、自分がいらなくても機能がたくさんあるものが良いと思う、日本人の性かしらね。

 

「経験から言って、私は要らないと思うよ」と言っておいたけど、買っちゃうんだろうな~