二宮さんと酒匂川と松
酒匂川には松の木が生えています。
元々たくさんの松がここには植えられていました。
その中の一部は
二宮金次郎さんがまだ子どもの頃、子守をして稼いだお金を使い
松の幼苗が売れなくて困っていたご老人から松の苗を200本全部購入して
酒匂川の土手に植えたものなんだそうです。
ただ、ガイドさんによると
川の氾濫時に松の木を切り倒し川に入れ、氾濫を抑える
「木流し工」という手段があり
川の氾濫時に切り落とされた松の木も多く
江戸時代からの木にしては細いものが多いので
二宮さんの松はあるかもしれないし、もうないかもしれないそう。
ここには二宮金次郎さんが松を植えました。という碑があります。
二宮金次郎さん自身が植えた松じゃなかったとしても
江戸時代からの松じゃないとしても
災害から大切なものを守りたい。その思いを受け継いで
いろんな人が一つの想いを寄せて植えた松の木達から深い慈愛の精神を感じました。
水のまち
あちこちに小川が流れ
涼やかな水音が聴こえてきます。
こんな家のそばにも
土手の下にも川
うっかりしてたら、落っこっちゃいそうな大きな用水路
駅近くにも川
小田原のお味噌を見つけました。
シンプルな材料で作られてるところが良いなって思って購入しました。
大豆、麹、塩
それぞれの味がする
癖はなく使いやすいお味噌と感じました😊
白だけじゃなくて、いろんな種類があるみたいです。
そして、駅に到着。
おさんぽを終えて
今回は神奈川を歩く企画、第一回目でした。
正直、結構、神奈川は知ってると思っていたけど、知らない場所で発見がたくさんあって楽しかったです。
というか、大きな通りにでると車で走ったことがある道ですが、歩かなければ見えない景色があるということを改めて感じました。
二宮さんについては
学校の銅像の人。くらいしか知識がなく興味もなく…からの
記念館に入って
アニメーションの説明や資料はもちろん
なんといってもガイドさんの説明に
大満足の1時間を過ごし
振り返れば、二宮さんの面影を追いかけていた
お散歩時間になりました。
あとは、いたるところにある
小川や用水路。酒匂川。
水の近くには鳥や花が咲いて
せせらぎの音に5月の新緑が爽やかで
5月連休真っ最中でしたが
人もそれほどでもなく
日常の日曜日の時間が流れているような
心地よい時間を過ごすことができました。
おまけ
昨年6月、坐骨神経痛がひどくなり
座ることが辛い状態になりました。
車の座席に30分座っていることができず
車から降りると痺れと痛みで、しばらく動くことができず
ドライブと旅が大好きな私にとって
すごくショックなことでした。
整体にも整形外科にも行ったけど
通い続けるのが苦手な私には続かず
ただ、歩くのはできて
というか、歩くと楽になることが分かりました。
ということで近所を歩き始めました。
歩き始めてから症状もだいぶ軽くなってきました。
車に乗るのも普通にできます。
ただ、今でも座る時間が長いと、痛くなりそうだな。という感じがし始めるので
予防的にも定期的に歩くようにしています。
ただ、私は、毎度同じことを続ける
ということが、とにかく苦手。
ある日、過去に日本一周した時の日本地図を見ながら車がダメなら歩いてまわれば良いんじゃないかなと思ったものの
歩いて日本一周はいろいろ
今の私には現実的ではないし、やりたいことかと聞かれたらちょっと違う
今の私にとって大切にしたいのは何かと考えたら
「日常の中の非日常」という言葉が浮かびました
そんなこんなで私の中で始まった企画
神奈川さんぽ。
もし、読んでくださる方の
参考になれたら嬉しいです。
読んでくださりありがとうございました!
おまけのおまけ
総時間は、だいたい4時間から5時間くらい。
距離と歩数は↓でした。
A 蕎麦月読さん
捨苗栽培跡地
B 二宮尊徳さん生家
二宮尊徳記念館
(向かいに広い駐車場あり)
C 二宮尊徳記念館の裏あたり
D 酒匂川へ向かう道
E 二宮尊徳 松苗植栽跡地
F 栢山神社
G 栢山駅
二宮尊徳さん 年表
記念館情報