「産後に本当に必要なのは骨盤矯正ではない]
についてお話していきます。

「産後は骨盤矯正が必要!」という話をよく耳にしますよね。
確かに、妊娠や出産で骨盤が開くのは自然なことですし、骨盤のケアは重要です。
しかし、実際に産後の体の不調や体型の変化に大きく関わっているのは、骨盤の開きそのものではなく、「反り腰」が原因であることが多いのです。
今回は、産後の反り腰がどのように体に影響を与えるのか、そしてなぜ反り腰を改善することが大切なのかをわかりやすく説明します。

 

           

産後に起こる「反り腰」とは?
反り腰とは、骨盤が前に傾いて腰が過剰に反った状態を指します。妊娠中、赤ちゃんが大きくなるにつれてお腹が前に突き出るので、無意識のうちにバランスを取ろうとして腰を反らせる姿勢が続きます。
この状態が「反り腰」として習慣化し、産後もそのまま残ってしまうのです。

反り腰が引き起こすトラブル
反り腰が産後の体に与える影響は想像以上に大きいです。腰が反った状態が続くことで、次のような不調が起こりやすくなります。

1. 腰痛や肩こり
反り腰が続くと、腰や背中の筋肉に過剰な負担がかかり、腰痛や肩こりが慢性化しやすくなります。
特に育児中は抱っこや授乳などで同じ姿勢を取ることが多く、これが反り腰を悪化させ、痛みを感じやすくなる原因になります。

2. ポッコリお腹
反り腰になると骨盤が前に傾くため、腹筋が正しく使われなくなり筋力が低下します。これにより、お腹が前に突き出てしまい、
「ポッコリお腹」になりやすくなります。
産後、体重が戻ってもお腹だけがぽっこりしていると感じるママが多いのは、この反り腰が原因であることが多いのです。

3. 下半身太りやむくみ
反り腰になると、骨盤の前傾によりお尻や太ももが垂れ下がり、下半身に脂肪がつきやすくなります。また、血流やリンパの流れが悪くなることで、脚のむくみも引き起こしやすくなります。

骨盤矯正よりも反り腰の改善が大切
骨盤が開きっぱなしで不調が続くわけではなく、反り腰を改善することが不調解消や体型改善に直結します。

反り腰を改善することで、腰や背中の負担が軽減され、体全体のバランスが整います。
骨盤を正しい位置に戻すことで腹筋も使いやすくなり、ポッコリお腹の解消にも繋がります。


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