6/30は光牙が逝ってから5年。

あの日、当日の午前0時過ぎ
点滴が外れてペースト状だけど口から食べられる様になったのですが
食いしん坊のせいか?約3週間弱の久しぶりに口から食べる事が嬉しくて
いきなり量を食べ過ぎたのか、少し嘔吐してしまったのです。
私達が居ると興奮が収まらないみたいで
また来るねっと、、、それが最後になりました。 












成功率20%と言われた6時間以上の手術。
ガラス越しに、、、乗り出して手を延ばせば届きそうな距離で行われていた一部始終
目を離したのは、途中の2回のMRI、の結果と経緯の説明を受けている時。

逆に妻は見る事を避けていました。
ひたすら両手を合わせ集中。

自分達が選択した方法に間違いは無かったか?

しかし君の命を救う為に選択の余地は…無かった。

手術の最後の説明を受け、閉じられた後に麻酔からの覚醒を待ちますが
30分、、、1時間経過しても覚醒しないまま、バイタルは安定している。
何かあったら連絡をと。










深夜に帰宅、4時過ぎに成れば栃木へ移動するために、本来は寝なくてはと思い、、ベットに横になりますが寝れないので
早めに出発。
何事もなく、、フレックスを利用して早めに退社しようと思い、仕事の報告をしていたらバイブレーションの携帯。
まさかの急変、どこでもドアが欲しかった。

あと数分で到着する、、信号2つ、信号待ちで鳴り出す携帯からは妻の声。
塞き止めていた葛藤が溢れ、心を?ぎ取られた様な
最後に、最後に一言二言、抱きしめてやりたかった。

5年経っても、、、鮮明に蘇ります。 







今も届けたかった、ありがとう。
届いているのかなぁ。