【家族】 ~実家・親父~② ※小学生時代

 

彼は俺の存在に気づき演奏をやめニコッと笑った。

 

”今なら仲良くなれるかも!”

 

...と思い近寄ってみた。

 

だが何を話しかけて良いか分からず黙っていた。

 

彼もなんだか考えているようで黙っていた。

 

俺は”ピアノ”というものを不思議に思っていたのでおもむろに鍵盤をいくつか叩いてみた!

 

...彼はそれを見つめ深く何かを考えた。

 

俺はとっさに悪いことをしてしまったのかと思いその場から逃げようとしたが、、、

 

...突如、俺が叩いた鍵盤の音色をうまく使っていきなり彼は何か曲を弾き始めた!!!!

 

”なんじゃそりゃ!!”

 

俺の中でとてつもない衝撃が走った!

 

少し演奏すると、彼はストップしてふたたび俺にニコッと微笑んだ。

 

俺は不意に言葉が出た。

 

「何か知ってる曲なの?!」

 

彼は答えた。

 

「いや、今作った。笑 僕と君の曲だよ◎」

 

俺:「さっき弾いてたやつは?」

 

親父:「俺の作った曲だよ、まだ全然だめだけど」

 

俺:「曲を自分で作ってるの?!」

 

親父:「そうだよ、僕は”ミュージシャン”なんだ。」

 

すると、彼はまたピアノを演奏してなんなら弾き語りで歌い始めた!!!

 

...その時、俺の”心”が魂的に叫んだ!

 

”超かっけぇぇぇーーー!!!”

 

彼とやっと最初の打ち解けを感じた瞬間だった。

 

俺は少しずつ彼に心を許すようになり距離が縮まり始めた。

 

 

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