【家族】 ~実家・親父~① ※小学生時代

 

俺の中で親父が最も記憶が弱いのにはいくつか原因があるとも思っている。。

 

7歳ぐらいまでの、彼の顔・容姿・声などの特徴含めほんとに親父に対しての記憶が一切ない。

 

「父親」というものが最初理解できなかった。

 

おばあちゃんの記憶がある俺には、母はどこか彼女に似る要素を感じ取ったので素直に受け入れ抵抗はなかった。

 

しかし、彼は全く今まで知っている誰かの要素が無く当時”外国”というものをうまく理解していなかった俺は、たまに小型の変な機械(携帯)で大声で知らない言葉を話す彼に驚き、正直...第1印象コワイと思った。。

 

母に 「俺はどこから生まれてきたの?」

 

と聞いたらニコニコしながら 「川から拾ってきた」 と言われ、

 

彼女の可愛いジョークだが純粋すぎた当時の俺は、

 

”そうだったのか!!!”

 

とガチで信じてしまい友達に本気で話したことがあるくらいだ。笑

 

...でもそう思ってしまったのにもちゃんと理由がある。

 

たまに宮崎へ帰省する際、父親だけは何故かいつも同行しなかった。

 

幼少期の頃、おばあちゃんの口から兄貴や母の話は聞いても親父の話は1度も聞いたことがなかった。

 

”戦争”について教えてくれても”外国”について話すことも一切なかった。

 

祖母に 「お父さんってどんな人?」

 

と聞いてもあまり良い顔をせずすぐに話題を変えられた。

 

そしてその回答も今までで1番説明が下手だった。

 

...何かがおかしい。

 

と自分の中で最初の「疑問」が纏わり付き始めた。。

 

 

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