この前、格闘術の講習の会議に参加し、もう、年寄りは、わけーもんに任せて隅っこで小さくなっているだけでいいかなと思って突っ立ていると・・・・

若い頃から僕の仕事や武道の活躍を良ーーく知っている術科担当指導者が、1人前へ出てもらうと言い出しました。

 僕は、新人のわけー20代あたりを前に出し、大きな会議室いっぱいの参加者の前で指導教養するだろう、反撃の教養でしょ、レベルが違うから俺はもういいかな、はやく終わらねーかなと思っていたら、いきなり名前を呼ばれて・・・・思わず、オレ!と声を出してしまった。

ステージに向かう中で、僕の経歴と指導官の付き合いが長いことを簡単に説明して、指導官の前に来ると早速、いっぱいいる参加者の方を向かせられ、構えと受けの説明を始めたのです。指導官は、二回ほど大きな大会で優勝しているもの・・・若い時に・・・・下地は、剣道だったかな

 説明に合わせて思わず回し受けをしたり、そして、指導官と向き合い、上段・中段・下段の連続した左右の攻撃に対し、基本の受けで、そして、最後に反撃を受け取り交代でやって見せてやらせて指導を・・・・んーー良いように使われたな・・・・と

 上段突き、振り突き、中段突き、下突き、もしくは、中段アッパーをそれぞれに受ける・・・・結構、難しい、速くなっていくから、バシッバシッと!

最後に受けと同時に相手の顔面に突き、直ぐに中段に突き下げの突き・・・ギャラリーからおっおおと声が・・・・

次に、武器の取り上げ方・・・・小手投げや小手返し・逆小手みたいな技を動きの中でこなすの・・・

基本をやらせて見てて思ったこと、若い格闘技や武道の経験の浅い人達の動きに、これじゃ刺されて殉職だな!間合いに気をつけて!


後で担当官から相変わらず衰えていないね!と・・・若い頃修羅場を潜り抜けてきた世代なんですよね!本物を学んできた世代かなと!



老兵は死なず、ただ消え去るのみ!歳をとると、こんな感じを思うけれど、体が動く内に鍛えとくと良いもの!高齢化社会・・・・