新海誠監督の名を世に広めるきっかけの一つとなった秒速5センチメートル。


まるで一瞬が永遠に感じられるような、丁寧な心理描写が特徴的なこの作品が 実写化されることになりました。

物語としては、ファンタジー 的な要素が少なく モノローグや表情、体の動きで心の変化を表しているため とても実写に向いている作品と言えます。


主人公である遠野貴樹は、すずめの戸締まりでも宗像草太役を務めた松村北斗さんが演じることが発表されています。


心配な点としてあげられるのか、映画自体が アニメの倍に伸びているところです。 

前述の通りモノローグの比率が大きいこの作品は、人によっては 63分ですら まどろっこしいと感じてしまう人がいること 好みは別れていまいます。

それを2時間に再構成するとなると、より冗長と思われても仕方がない作品になってしまいそうです。


それでも私は原作が好きなので、プロが作る仕事をじっくりと 待ちたいと思います