眼が痛い。これからは網膜剥離の再発よりも、白内障の進行と眼圧、緑内障に気をつけないと。


 もう、60半ばになると、今からの人たちは様々な夢、希望で大学を考えるのだろうが、偏差値とか、イメージとかは関係ないな、とつくづく思う。結局人生は個人の選択だし、仕事もそう…ただ、はっきりと格差社会だから、場所ガチャ、親ガチャはある。そして、地方を見下す首都圏の受験生も、激しい中高大学の競争にさらされて、 消耗しているのだ。大学じゃなく、仕事もそうだ。

競争に良し悪しはあるが、だからこそ皆 、首都圏に集まるのだよなあ…。



 僕の人生はたぶん浪人時代にわかれた。福岡の西南学院か福大に進学した場合…。結局母が受験を認めてくれなかった。今なら毒親に近い。東京で早稲田に進学したとして…。当時の社学と2文は午後からの講義で夜間部だったから働きながら何とか通うことができたかも。が、金を出さずに口を出す母は認めてくれなかった。歴史が好きな僕、中国史を勉強したくて浪人したみたいなもの、京都の立命に進学したのは必然だったかな…。母がなぜ京都にこだわったのだろうか?


 もし福岡に残っていたら、福岡から出なかっただろう。東京に進学していたら、九州との縁は完全に切れただろう。


 京都に進学して、東京に就職し、自分自身の出身地でもない、いちばん端の場所に来ている。自分自身が高校生だった時には1%も希望しなかった進路だ…。


 だから、人生なんて自分自身の努力や考えだけじゃどうにもならない。当たり前のことだが、人生は不公平なものだ。



 だからこそ何もしない、諦める…じゃなくて、あらがわなければならない、自分なりに自分自身のために。


 臨終の時に、自分自身に納得がいくかどうか、それだけだなあ…最後は自己を肯定したい。


 5時から8時が布団で身体を伸ばす時間だ…分割睡眠、寝すごすな!