天気は悪い。


 金曜日は18時には退社、ミスミ書店に行く。後は岩崎のセルフに、給油して真っすぐ帰宅するつもりが、179円/l、高すぎる!雨の中、弥五郎経由で末吉のいつものコサコ石油に行く。167円/l、満タンにすると300円近く違う。鹿屋は高い。



 鹿屋のラッシュに比べ、曽於市は車がもう19時台でほとんど走っていない。田舎の中の田舎だ。20時前には帰宅。雨がやまない。妻の話だと、右隣の家族、小さい子供が2人いたがgw期間に引越しすると挨拶に来たらしい。県道側の2棟は移り変わりがある。付き合いはないが・・・。僕らが結婚してからずっと借家に暮らしているのも長いのか。いつのまにか、40代後半から64歳になってしまった。


 フジ系のイップスを見ながら食事、うーん・・あまり設定が心に響いてこない。報道ステーション、妻は即居眠り。僕は途中から3時前までこたつで居眠り熟睡。妻はずっとこたつ。僕は眠りが浅くダビングしたり、スマホを充電したり、あれこれと時間を過ごす。



 雑感、東京で働いていた時には当たり前に感じていたことが、生まれ育った北九州に比べても、まだ曽於市辺りでは当たり前ではない。というか、過疎地と東京を同一視して考えても仕方がない。基幹産業、人口、有名大学などの高等教育機関、公共交通、博物館などの社会インフラ、流動性、九州ならば福岡都市圏くらいだろう。鹿児島ならば鹿児島市周辺か?あまりに30代前半までの良くも悪くも刺激があった日々か真逆の日常で、定年退職してからは更に出身地でもなく、子供がいないかったから近所付き合いもなく、パート仕事に追われながら月に手取り15万前後で暮らしている。厳しい生活水準、県都以外の、首都圏や関西圏などから遠く離れた地方の事情なんてこんなものだろう。大学進学からこっちに来るまで、人生の判断をいろいろしてきたが、これでよかったのかどうか。大学、就職、後悔も反省ももちろんある。が、タイムマシンがあるわけでもないから、過去に戻ることはない。今、現実を踏まえて今からをどう生きるのか、それしかない。


 報道ステーションのGW中継、円安の進行、札幌五輪金メダリストジャンパー笠谷幸生氏の逝去、ニュースを見ながらいろんなことを考えた。自分自身の人生を生きることが出来る人は成功しても失敗しても、幸せだ。かなりの人が、親の介護とか、家族のしがらみに捕われる。何だかなあ・・・考えてしまう。自分なりには頑張ってきたのだけれど。ただ、母みたいにスピリチュアルにすがる気持ちは全く無いし、父のように借金を繰り返して生きたくもない。ま、せめて生まれ育った福岡に戻りたいのだな、心の中では。ただ、年金生活の来年度からは苦しい生活水準で、福岡に、どころか今を暮らしていくのが精一杯だろうか。


 今6時過ぎ。23時前から3時まで4時間強居眠り。布団で少し身体を伸ばすかな。しかし64歳で転生したらスライム・・とかワンピースとか、鑑定スキルで・・とか鬼滅、呪術とかのアニメをまじめに見ているようでは、同年代の地域の叩き上げの65歳の人と、確かに話は合わないだろうなあ。

 


 ま、こんなものかな、人生。