先日、先行して羽化してきたムシモンについて触れましたが、今回羽化してきた子は、偶々加水し直そうと割った時に出てきた子です。人工蛹室で羽化までいきました。
 
こちらの新成虫の管理を触れていこうかなと思います。
と言っても、今回は、ワンサイズ大きいプリンカップへのお引越しです。
 
1:床所作り

針葉樹マットを入れて、しっかりと加水。

この写真は完全に吸水する前なので、水浸しに見えますが、表層だけ溜まってる状態になります。

今回は、お引越しなので、マットも少なめに入れてます。

 

針葉樹ペレットもOKです。

 
2:蓋には記録を
プリンカップには、羽化した年と月(年月日であれば良いかも。)、雌雄の記録を明記します。
譲渡・委託を含めた販売などを考える方は、累代等の情報を記載しておく方が良いかと思います。
 
自分の場合は、譲渡販売は一切考えてないので、簡単にしか記載してません。
※幼虫管理のラベルでは、記載済。
 
・新成虫
新成虫のメスさん。休眠期間が少なく、割と活動的です。 
親さんは、迎えて2~3ヵ月近く、活動しなかったのに(苦笑)
 
3:お引越しなので。
前のプリンカップに入れてた、加水済みティッシュとマットを入れました。
加水済みのティッシュは、足場兼乾燥防止の意味合いがあります。
 
これは引越しなので、2個分の計算で組みましたが、
1の時に 生体が潜るのに十分な高さと、加水、乾燥防止をセットしておくのが良いです。
また、今回、加水済みのティッシュを使ってますが、園芸用の水苔などでも、大丈夫です。
 
4:活動してるので。
今回の新成虫さんは、めっちゃ活動してるので、昆虫ゼリーを入れてました。
後日見ると、結構、食べれいらっしゃいました。ポーン
 
本来、新成虫の管理時には、乾燥と温度管理だけに気を付けて、ゼリーを与えることはないのが一般的です。
休眠期間中は内臓が出来てないので、ゼリーを与えても食べないからです。
 
クワカブと管理温度次第で、休眠期間の長さが異なるので、気を付けておいてください。
心配になる方は、入れるだけ入れておいて、不定期交換でも問題ないかと思います。