今更ながら、クワカブの産卵セットの組み方について。

 

今回は、根食い系のクワカブの産卵セットです。

主にカブトムシ、ノコギリ、ヒラタ、ニジイロ、パプキンなどです。

※ミヤマの場合は、黒土を混ぜるか、メインにすることで、置き換え可能です。

 

用意するのは、コバエ抑制ケース大、マット10L、バイオくち木

 

容器(虫かご)に対して、半分程度マットを入れます。

 

半分程度入れたマットのダマを崩し、均します(ならします)。

で、この時に 乾燥し過ぎてないかなど、マット状態を確認。

乾燥していれば、加水させて、練る感じで混ぜます。

 

バイオくち木をセットし、上から体重をかける感じで、押し固めます。

バイオくち木が入手できない場合には、ハンドプレス・木棒(すりこ木棒や生地伸ばし棒など)・こぶしなどで、代用可能です。

 

押し固めると、容器に対して、1/3程度の高さになりました。

これをもう1度繰り返す感じです。

 

2度、マットを固めた後、最後は、表層に軽くマットを敷きます。

これで、おおよそ10Lマット1袋分(或いは、5Lマット2袋分)を使い切るイメージで。

 

マットを固めるのに使用した、バイオくち木は手で崩して、足場代わりにします。

できれば、満遍なく全体に塊を散らす感じで。

ペアリング済みのメス&ゼリーを投入して、終わりです。

 

代用した場合は、園芸用のバークチップを満遍なく置く感じです。

 

余談ですが、バイオくち木は、加工材なので、加水する必要はないです。

また、湿気にあてられて、カビる可能性はあるかなっていう感じです。

 

ここから、一時放置して、上がってきたペアリング済のメスを取り出し、バークチップ or 崩したバイオくち木を取り除く。産卵セットは、そのまま放置。

 

数ヵ月後には幼虫ちゃんたちが側面から見えるようになるので、2令位になってから割り出す感じですね。

カブトの場合には、多頭飼育可能なので 大きめの容器か、単頭飼育するなら、それ用に準備。

クワガタは、短頭飼育になるので、菌糸ボトル or マットボトルを用意して、育てるという感じになります。