筋肉・筋膜の関連性について

勉強しています

 

 

腹筋の章で

こんな話がありました

 

筋膜から脱線した話なのですが

興味深いので

記事にしてみます

 

 

ハワイ写真挟みます

 

 

地中海・サウジアラビア・東南アジア

辺りを境に

北と南の地方では

民族舞踊に

大きな違いが

現れると言うのです

 

 

 

北民族は

(北米の北、北ヨーロッパ、ロシアなど)

腰(お尻)を振らず

 

 

南民族は

腰(お尻)を振るのです

 

 

 

 

腰(お尻)を振る

⬇︎

骨盤と肋骨を分離させる動き

 

フラ

サンバ

ボサノバ

アフリカンダンスなど

 

 

腰(お尻)を振らない

⬇︎

肋骨と骨盤がその関係性を維持したまま

動かない事

 

アイリッシュダンス

モリスダンス

スクエアダンスなど

 

 

 

骨盤・肋骨間を繋げる骨は

脊柱だけです

 

安定性がありません

 

ですから

腹筋群は

内蔵器を守る役目を

果たすと同時に

正しい姿勢を保持する役割も

果たします

 

そのため

腹筋群は

安定性の強い

方形筋・三角形筋で

構成されています

 

方形筋

(腹直筋・腹横筋・腰方形筋など)

 

三角形筋

(外腹・内腹斜筋など)

 

 

 

腹筋を鍛えることは

腰痛予防に繋がります

 

鍛えられた腹筋群が

脊柱をサポート

してくれるからです

 

 

 

しかし

近衛兵(イギリス)のように

たとえ良い姿勢が保てても

直立不動のままでは

生活できません 笑

 

 

運動や日常生活をする上で

骨盤と肋骨を分離する、

つまり

骨盤(腰・お尻)を動かす必要が

あります

 

その動作を可能にする

腹筋群が

外腹・内腹斜筋・腹直筋です

 

これらの筋肉を

収縮・弛緩することにより

屈曲・回旋などの

動きが可能となるのです

 

 

 

北部地方ダンスでは

骨盤(腰・お尻)・肋骨は動かず

体幹は硬直状態で

動くのは手足のみ

 

腹部筋肉群は

骨盤と肋骨を安定させる

筋肉として働く

 

 

 

南部地方ダンスでは

骨盤(腰・お尻)振り振り

 

腹筋群は

骨盤と肋骨を分離し

身体を自由に動かす関節的役割を

果たす

 

 

 

緯度の違いによって

腹筋の動き・用途が異なり

それが

生活に密着した民族舞踊となり

独自の文化を生み出す

 

興味深いですね!

ニコニコ

 

 

著者は

民族ダンスを

緯度の違いで二分していますが

 

僕は

人種の違い・生活様式も

関係するのでは、と感じました

 

 

ハワイに上陸した

アメリカ宣教師達は

地元民族に

フラ禁止令を発布します

 

北民族の価値基準で

南民族の支配

 

腰を振る事への抵抗

 

宗教的意味合いも強いのでしょうか!?

 

 

これ以上追求すると

解剖生理学の域から

文化人類学に移りそうなので

この辺りで辞めておきます 笑

 

 

 

Ti Leaf(ティー・リーフ)

茶葉(Tea leaf)とは別物です

 

 

参考文献

ANATOMY TRAINS

Myofascial Meridians 

for Manual & Movement Therapists

 

著者

Thomas W. Myers

 

 

 

 

百聞は一見にしかず

 

ご覧下さい

 

 

 

北部地方ダンス

 

 

 

南部地方ダンス

 

 

 

 

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