殺人鬼のこだわり。
殺害対象や殺害道具、殺害数にこだわりを持つ殺人鬼もいますが今作の殺人鬼にも奇妙なこだわりがあります。
今作の殺人鬼、加古さんは子供のころに口紅で体に線を引くことで内気な性格や病弱な体に変化が起きて何でもできるようになります。
体に色を入れて自分を変えるところは入墨・タトゥーのようです。きっかけはいたずらですが何かに変身したいと思うのは誰もが持つ願望だと思います。
加古さんが殺した相手の血や臓物を体に塗りたくったのは快感を得るための行為だと思いますが、殺害場所が一番のこだわりではないでしょうか。
タイルという何もない場所が汚れることで満たされる何かがあるように思いました。
[単純に事後処理が楽というのもタイルを選んだ理由のひとつかもしれませんが⋯⋯]
警備会社の通信担当として目立たず地味な格好で働らいていますが殺人を思い出している表情が不気味でした。
人を殺している時の狂気に満ちた表情も普段の無表情とのギャップが凄かったです。